映画『アースクエイクバード』 | 普通人の映画体験―虚心な出会い

普通人の映画体験―虚心な出会い

私という普通の生活人は、ある一本の映画 とたまたま巡り合い、一回性の出会いを生きる。暗がりの中、ひととき何事かをその一本の映画作品と共有する。何事かを胸の内に響かせ、ひとときを終えて、明るい街に出、現実の暮らしに帰っていく…。

2019年11月12日(火)「アップリンク吉祥寺」(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1 吉祥寺パルコ地下2階、吉祥寺駅北口から徒歩約2分)で、17:50~鑑賞。

「アースクエイクバード」(2)

作品データ
原題 Earthquake Bird
製作年 2019年
製作国 アメリカ
配給 Netflix
上映時間 106分


「アースクエイクバード」(1)

『エクス・マキナ』『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルが主演し、リドリー・スコットが製作総指揮を務めたNetflixオリジナル映画。日本在住経験のあるイギリス人作家スザンナ・ジョーンズの同名小説[“The Earthquake Bird”(2001)〈阿尾正子訳『アースクエイク・バード』早川書房、2001年〉]の映画化で、日本が舞台となっており、撮影は東京と新潟県の佐渡島で行なわれた。異国の地で生きるヒロインの揺れ動く心理を繊細な描写で映し出すサスペンス・ミステリー。主人公の友人役に『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』のライリー・キーオ、物語の鍵を握る日本人カメラマン役に「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」の小林直己。監督は『アリスのままで』『コレット』のウォッシュ・ウェストモアランド。Netflixで2019年11月15日から配信。日本では配信に先立つ11月8日から、東京・アップリンク渋谷ほかにて劇場公開。

ストーリー
1980年代の日本。東京で働くイギリス人女性ルーシー(アリシア・ヴィキャンデル)は、ミステリアスな雰囲気を放つ日本人カメラマンの禎司(小林直己)と出会い、恋に落ちる。だが、彼女は交友関係のあったリリー(ライリー・キーオ)との三角関係に心を乱されていく。そんな中、リリーが行方不明の末、死体となって見つかり、ルーシーはその殺害容疑をかけられてしまう…。

▼予告編



アリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander、1988~)が語る日本語での演技