
作品データ :
製作年 2017年
製作国 日本
配給 ギャガ・プラス
上映時間 93分
第39回モスクワ国際映画祭で2冠(国際映画批評家連盟賞およびロシア映画批評家連盟特別表彰)に輝いたヒューマン・ドラマ。恋人を亡くした一人の女性が喪失感や心の棘から解放されていく姿を、日常の輝きの中で描く。メガホンを取るのは、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(2015年)の新鋭・中川龍太郎。ヒロイン・初海役に、ジブリ映画『かぐや姫の物語』(高畑勲監督、2013年)で主人公の声を演じた朝倉あき。初海に恋する青年・志熊役を『世界は今日から君のもの』の三浦貴大が演じる。
※中川龍太郎監督(1990~)は、2017年6月の「第39回モスクワ国際映画祭」受賞の記者会見で、こう語っている。「今の日本は表では平和に見えるが、同時に生きている実感を持ちづらい社会。そんな中で、悲しみややりきれなさを抱えながらも、どのように次のステージへ向かっていけるのかということを静かなトーンで描きたかった」。
ストーリー :
27歳の滝本初海(朝倉あき)は、3年前の春に恋人を亡くして以来、時間が止まったまま。音楽教師を辞め、今は近所の蕎麦屋でバイトしながら単調で穏やかな日々を送っていた。そんな彼女のもとに、亡くなった恋人の母親から一通の便りが届く。中には、彼が初海に向けて書き遺した最後の手紙が同封されていた。この手紙をきっかけに、初海の凪いでいた日常が少しずつ動きはじめる。元教え子との再会、蕎麦屋の常連で染物工場で働く青年・志熊(三浦貴大)からの思いがけない告白。そして、心の奥にしまわれた小さな秘密…。喪失感から緩やかに解放されていく初海の日々が紡がれていく…。
▼予告編