『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』 | 普通人の映画体験―虚心な出会い

普通人の映画体験―虚心な出会い

私という普通の生活人は、ある一本の映画 とたまたま巡り合い、一回性の出会いを生きる。暗がりの中、ひととき何事かをその一本の映画作品と共有する。何事かを胸の内に響かせ、ひとときを終えて、明るい街に出、現実の暮らしに帰っていく…。

2018年5月22日(火)「ココロヲ・動かす・映画館○」(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-15、JR吉祥寺駅北口徒歩約5分)で、17:50~鑑賞。

「聖なる鹿殺し」⑴ 「聖なる鹿殺し」⑵

作品データ
原題 THE KILLING OF A SACRED DEER
製作年 2017年
製作国 イギリス アイルランド
配給 ファインフィルムズ
上映時間 121分


『ロブスター』のギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督、ランティモス及びエフティミス・フィリップ脚本による、不条理な復讐劇。第70回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作。心臓外科医の男が、亡くなった元患者の息子と親しくしていくうちに、自分の子どもたちに不可解な異変が起きるさまをミステリアスかつ不穏な筆致で描き出す。『ロブスター』に続きコリン・ファレルが再びランティモス監督と組んだほか、『LION/ライオン~25年目のただいま~』のニコール・キッドマン、『ダンケルク』のバリー・コーガンらが出演。

ストーリー
郊外の豪邸に暮らす心臓外科医スティーブン(コリン・ファレル)は、美しい妻アナ(ニコール・キッドマン)と健康な二人の子供~14歳の長女キム(ラフィー・キャシディ)と10歳の長男ボブ(サニー・スリッチ)~に恵まれ、順風満帆な人生を歩んでいるように見えた。スティーブンには、家族に内緒で時どき会って、その成長を優しく見守る少年が一人いた。かつて彼が担当した手術で死なせてしまった患者の息子、16歳のマーティン(バリー・コーガン)だった。スティーブンはマーティンに腕時計をプレゼントしたりと何かと気にかけてやっていた。ところが、彼マーティンを家に招き入れ家族に紹介したときから、説明不能な異変が起こり始める。まずボブが、次にキムが突然歩行困難と拒食に陥り、二人は家の中を這い回るようになる。そして、妻のアナまでもが…。家族に一体何が起こっているのか?スティーブンの家族の未来に関する、マーティンの不気味な予言が現実になっていくにつれ、スティーブンはついに容赦ない究極の選択を迫られることになる…。

▼予告編


ヨルゴス・ランティモス監督(Yorgos Lanthimos、1973~) インタビュー



ニコール・キッドマン(Nicole Kidman、1967~) インタビュー(2分28秒→予告編) :



コリン・ファレル(Colin Farrell、1976~)×バリー・コーガン(Barry Keoghan、1992~) インタビュー(2分28秒→予告編