映画『ジョン・ウィック:チャプター2』 | 普通人の映画体験―虚心な出会い

普通人の映画体験―虚心な出会い

私という普通の生活人は、ある一本の映画 とたまたま巡り合い、一回性の出会いを生きる。暗がりの中、ひととき何事かをその一本の映画作品と共有する。何事かを胸の内に響かせ、ひとときを終えて、明るい街に出、現実の暮らしに帰っていく…。

2017年7月24日(月)TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区歌舞伎町 1-19-1 新宿東宝ビル3階、JR新宿駅東口より徒歩5分)で、15:40~鑑賞。

作品データ
原題 JOHN WICK:CHAPTER 2
製作年 2016年
製作国 アメリカ
配給 ポニーキャニオン
上映時間 122分


キアヌ・リーブス扮する元殺し屋の壮絶な復讐劇を描き、銃撃戦とカンフーをミックスしたアクションが話題を呼んだ『ジョン・ウィック』(cf.本ブログ〈November 13, 2015〉)の続編。ロシアン・マフィアを返り討ちにした主人公ジョン・ウィックが、今度はイタリアン・マフィアを敵に回し、世界中の殺し屋と激闘を繰り広げるさまを、さらなるスケールアップしたアクションで描き出す。メガホンを取るのは、前作に続きチャド・スタエルスキ。イアン・マクシェーン、ジョン・レグイザモら前作キャストに加え、『マトリックス』シリーズでもキアヌと共演したローレンス・フィッシュバーン、グラミー賞ラッパーのコモンらが新たに参加する。

ストーリー
伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)による壮絶な復讐劇から5日後。ロシアン・マフィアの残党から愛車フォード・マスタングを奪い返した彼のもとに、イタリアン・マフィアのサンティーノ・ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)が姉殺しの依頼にやってくる。彼はかつてジョンが殺し屋業界を引退するために課された実現不可能とされたミッションを助けたことがあった。しかし、平穏な隠居生活を望むジョンは、彼の依頼を一蹴。サンティーノの怒りを買ったジョンは、想い出の詰まった家をバズーカで破壊されてしまう。愛犬(ピットブル犬〈名前は未決定〉)と共に一命をとりとめたジョンは、サンティーノへ復讐を開始。だが、命の危険を感じたサンティーノは、ジョンに700万ドル(約7億円)の懸賞金を懸けたことで、全世界の殺し屋がジョンの命を狙い始める…。

▼予告編