2017年5月28日(日)吉祥寺オデヲン(東京都武蔵野市吉祥寺南町2-3-16、JR吉祥寺駅東口徒歩1分)で、18:30~鑑賞。
作品データ :
製作年 2017年
製作国 日本
配給 東宝
上映時間 99分
『駅 STATION』『鉄道員(ぽっぽや)』などの降旗康男監督と撮影の木村大作が9年ぶりにタッグを組んだ人間ドラマ。一つの殺人事件をきっかけに刑事・容疑者・被害者として25年ぶりに再会した幼なじみの3人が心の奥に封印してきた過去と向き合う様子を、3人それぞれの辿った人生模様とともに綴る。刑事の篤を岡田准一、容疑者の啓太を小栗旬、被害者の悟を柄本佑が演じる。
ストーリー :
富山県の漁港で殺人事件が起きた。
事件によって、かつて親友だった3人は、刑事、容疑者、被害者として再会することになった。
刑事・四方篤(岡田准一)―妻・美那子(長澤まさみ)へ自分の心をうまく伝えられず、すれ違いの日々を送る。なぜ、愛する人にも心を開くことが出来ないのか。
容疑者・田所啓太(小栗旬)―会社の好転、妻・真理(木村文乃)の妊娠、新居の建築と幸せの絶頂の中、なぜ、事件の真相を語ろうとしないのか。
被害者・川端悟(柄本佑)―倒産寸前の会社と家族のため、金策に奔走していた。なぜ、殺されなければならなかったのか。
1992年、冬の能登半島。親に捨てられた3人は、仁科涼子(安藤サクラ)が営む、軽食喫茶「ゆきわりそう」に身を寄せていた。常連客の山形光男(吉岡秀隆)とともに、5人はまるで家族のような間柄になった。しかし、かつての涼子の男・貴船誠一(渋川清彦)が現われた日から幸せな日々は崩壊し始める。貴船は頻繁に涼子の元を訪れるようになり、そのたびに篤・啓太・悟の3人と涼子の楽しい時間は壊されていく。篤は涼子のささやかな幸せを守るために、ある決意をする。そして、その事件を機に、3人は別れ別れになる。
それから25年、篤は富山県警捜査一課の敏腕刑事として活躍する一方で、幼い頃に捨てられた母親から金を無心されたり、妻とは流産を機にすれ違いの生活を送っている。
ある日、ラーメン屋で偶然再会した悟に声をかけられ、25年ぶりの再会を果たした2人は遅くまで酒を酌み交わす。今は東京でガラス店を営む悟は資金繰りに困り、金策のために啓太に会いに来たとのこと。輪島で土建屋を構えて成功している啓太に、これまでも何度も助けてもらっていると話す悟。財布にあるだけの金を渡した篤に「あっちゃんは昔のことを忘れちゃっていいから。啓ちゃんに任せておけば、大丈夫だから」という言葉を残し、別れた。
翌日、富山湾に臨む氷見漁港に駐められたレンタカーの傍で、悟が血だらけの刺殺体として発見された。篤は悟との関係を周囲の人間に言い出せないまま捜査に加わっていた中で、悟が金策のために昔の友人に会いに来たことが判明し、啓太が容疑者として浮かび上がる。篤は単独行動をとり輪島で働く啓太に会いに行く。無実を信じる篤の問いかけに、啓太は口をつぐむ。一体、何を守ろうとしているのか。固く口を閉ざして真相を語ろうとしない啓太に苛立ちを募らせる篤だった。
複雑に絡みあった数奇な人生のドラマは、25年の時を経て、再び運命の歯車を回し始める…。
▼予告編