映画『死ぬまでにしたい10のこと』 | 「映画」再訪―時間の王国を生きる

「映画」再訪―時間の王国を生きる

私は映画を見終わったあと、“時間”の王国に生きる自分を発見する。時は容赦なく、すべての人間を順繰りに運び去る地上の王である。私はかつて見た映画を見直し・感じ直し・出会い直しながら、誰も逃れることのできない時間というものの持つ諸相を引き寄せてみたい。

2010年1月26日(火)00:30~、DVD映画を自宅で鑑賞。

作品データ
原題 My Life Without Me
製作年 2002年
製作国 スペイン カナダ
配給 松竹
上映時間 106分


残りわずかな人生を前向きに生きようとする23歳の女性の決意を見すえた人間ドラマ。悲劇の中に希望を見出そうとするヒロインに扮したサラ・ポーリーの繊細な演技が胸を打つ。監督・脚本は『あなたに言えなかったこと』のイザベル・コイシェ。

ストーリー
清掃の仕事をしている23歳のアン(サラ・ポーリー)は、夫のドン(スコット・スピードマン)と、二人の娘とトレーラーハウスで暮らす主婦。しかしある日、突然の腹痛に倒れ、トンプソン医師(ジュリアン・リチングズ)に癌で余命2~3ヵ月と宣告される。アンはドンと母(デボラ・ハリー)には貧血だと説明。そして夜更けのコーヒーショップで今までの人生を振り返りつつ、死ぬまでにしたいこと10項目のリストを作る。さっそくそれを実行していくアン。そんな時、コインランドリーで、コーヒーショップにいた男リー(マーク・ラファロ)が声をかけてくる。帰宅し洗濯物の袋を開けると本が一冊入っており、電話番号を書いた紙が挟まれていた。恋人と別れたばかりというリーの家を訪ねたアンは、彼と恋におちる。優しい夫のドンには、隣の家に越してきた自分と同じ名前のアン(レオノール・ワトリング)が、新しいパートナーになってくれるよう密かに願う。そして、10年も刑務所にいる父(アルフレッド・モリーナ)と面会。したいことを一通り実行したアンは、母やドンやリーに最後のメッセージをテープに録音して、亡くなるのだった。

▼予告編



日本予告編https://youtu.be/SzhFTAGT2SU