本日、ブログに新しいテーマを追加した。
「これから読みたい本」である。要するに、いろんなとこで言及されていて、興味を持ったけど、
まだ買ったり借りたりしていなくて、ちゃんと読めていない本はこのテーマに属す。

ココを訪れた方にも読んでもらいたい、というようなものではなく、
基本的には自分のための覚え書きのようなものである。

なにしろ、紙のメモというのは、メモ自体を失くしてしまうことが多いので、それは避けたいのだ。

まずは、移民環流。

移民環流―南米から帰ってくる日系人たち
杉山 春
新潮社
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twitterか何かで、この本への言及を読んだ気がする。
結構な数の日本人がかつて南米に移民したが、現在かなりの人、彼らの子孫が日本に帰ってきている。
その様子とか、そこから起きてくる問題とか、そういうことが書いてある本だというような印象のツイートだった。

 この前読んだ、ちきりんの「自分のアタマで考えよう」という本には日本の人口減少はもはや何をどうやっても移民によってしかカバーできないと論理的に説明されていた。要は父母となりえる世代の数自体が既に減少局面に入っているので、政府が子育てをサポートして各夫婦がさらに1人ずつ子供を増やしたと仮定しても、それでもサポートしきれないのである。

自分のアタマで考えよう
ちきりん
ダイヤモンド社
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「自分のアタマで考えよう」は、既に買って読んでいる本なので、「これから読みたい本」ではない。念のため。

 今日本が、移民の可能性を真剣に検討しなければいけない局面であれば、まずは今既にやってきている移民、つまり戻ってきている日系人という現象に向き合うこと、そこから始めなければいけないのかもしれないと思う。