1986年、今から見るとかなり昔の映画、「風が吹くとき」。
イギリスのアニメで、デビッド・ボウイがオープニングテーマを歌っていた。
テーマは、核戦争。あるとき核戦争が起きて、老夫婦は英国政府のマニュアル通りに
なんとか最初の爆撃を乗り切るのだが…

祖国イギリスを信じながら、徐々に健康を蝕まれていく老夫婦…

今観なおしても、とても後味のわるい映画です。
もちろん、訴えたいのは核戦争や核開発の愚かさだと思います…

ソ連崩壊で核戦争の危機を免れたかのように思えた地球に、
今また核武装の悪夢が甦ろうとしている。

ブラックジャックが「医者とはなんだー!」と派手に叫ぶように、
「人間ってなんだー!」と叫びたくなるときはないか?



英語のリスニングが得意で、動画の画質にこだわらなくて、10分ずつでも観る根気のある方なら、
Youtubeで、"WHEN THE WIND BLOWS"で検索すると…