夢想の果てで... | 弱虫症候群。

弱虫症候群。

記憶の保管場所。


照りつける太陽に
疾うに瞼は焼け落ちて
明日など
見えなくなっていた
あの時 迷わず
この眼塞げていたならば
違う現在歩めていたかな?


進めば進むほどに
足は沈む蟻地獄
枯れた大地に
泉は湧かない

まして誰かが救って
くれるわけもなく
蜃気楼に歪む幻を見た

旅に出て
どれほど経つのだろう
未だ手を繋ぐのは
見慣れた黒い影

暑さと寒さ繰り返し
すでに木乃伊化した躯
いずれ砂漠に
埋まるだろう
光も闇も受け入れぬ
この地で永久の眠りへと
砂の一部と消え失せた


藻掻けば藻掻くほど
絡まるそれは蜘蛛の糸
掴めば擦り切れ
堕ちていく

見上げて願う
もう一度
垂らして欲しいと
地獄の果てで夢を見る

此処に来て
どれほど経つのだろう
未だ周りは見えず
黒に染まる世界

足元増える骨の数
血の池でも
針の山でも無く
きっと埋もれて
いくのだろう
光は掴めるはずも無い
この地で深い眠りへと
骸の一部と消え失せた

全て唯の空想で
暗い部屋で消え失せた