道端になんとなく咲いた
名前もない小さな花
誰かを待ってるかのよう
にそこにたたずんでいる
のを見て ふと思い出す
あの頃の僕を
キミを失くした
あの日と同じ今日は雨
繋いでたその手
今なら離さないのに
まだ幼いキミは何も
わからずに飛び出した
アスファルト
鳴り響くクラクションが
よみがえる
会いたくて会いたくて
涙を枯らしても帰ること
はないわかってるのに
"サヨナラ"と言えばもう
キミという存在が
記憶の中からも
消えてしまいそうで…
この広い空の向こう
キミはまだいるかな?
温もり感じたい
もう一度だけでも
夢を見たキミの夢を
現実のようなその中で
泣いてる僕の事を見て
キミはこう言った
「パパが泣いていると
悲しくなるから
泣かないでほしいの
ワタシはね
笑ったパパが好き」
ごめんねとありがとうを
繰り返しつぶやいた
こぼれた涙は
いつもとは違う
温かくて優しくて
包まれていくようで
小さなキミの手の
温もり甦る
あぁ いつだって繋がって
いたんだね"君"は僕の中
に生き続けているよ
泣かないよもう
サヨナラ言えるよ