新しい店に移ってから、アタシはメディアにも出だしたお陰でHPやレジャー系新聞やらフーゾク誌からの指名客が増えていた
その中で初期の頃の話だけどちょっと驚いた客の話を…
店を移籍してすぐの頃は見た目もおぼこくてフーゾクの仕事自体がはじめてとゆう可愛い子が居て、その子がそれまでの店での長時間記録を持っていた
アタシから見ても可愛い子だからそれはそうだろうなと思っていた
でもアタシは負けん気が強いので早く一番になりたかってん
そしてその日は突然やってきた
HPからアタシを指名した客が居て、実家は大阪だが今は東京に住んでいるという
ちょうど帰省するのでアタシと遊びたいというものやった
店の受付の人とその客が電話で話をして予約を取ってくれたのだが、初めてにもかかわらずホテル4時間+デートコース1時間というもの
デートコースは初回は断るのだが、通常のコース3時間以上を申し込んだ客のみ初回からデートコースOKになっていた
先に出した女の子は3時間コースで記録を持っていたので、これであっさり抜いてしまった(*´∀`*)ゞ
さて、予約を入れてくれたお客と会う当日になった
お客の希望で待機所近くのコンビニで待ち合わせをした
お客の服装を聞いていたので一発でわかった
いわゆる現在でいうところのアキバ系男子だった
こちらから声をかけるとあまり愛想なく「どうも」と返事をした
コンビニから歩く途中で先にデートコースでいいか了承を得て、じゃあホテルまでの途中でお茶でもしましょうかという事になり一軒の喫茶店に入った
その日は結構暑くてお客がミルク金時を頼んだのでアタシも同じ物を頼んどいた
店の人が注文を聞いてアタシ達の席を離れた時に気付いた
お客がアタシの顔をジーっとみている…
「…あの……どうかしました?」
そう聞くとあたしの手を両手で握りしめてこう言った
「やっと会えたね」
……え(´・ω・`) ?
アタシこの人知り合いちゃうけど…?
どっかで会ったっけ?
そう考えながら聞いてみた
「ん~…とどっかで会いましたっけ?」
「違うよ でも僕は君のことをずっと見てた 僕らは会うべくして会ったんだ」
(心の声)
へ~。。。会うべくして会ったんだ
てゆうか…この客痛い奴みたい w
ヲイヲイ手が汗かいてるってば
アタシは苦笑いをしながら
「ありがとう わざわざ会いに来てくれて
」
と返事をして出来るだけ不自然じゃない様に手を解いておしぼりで拭いたった
かき氷を食べてホテルに入ってからは「ずっと会いたかった」とか「淋しくなかった?」とか…攻撃は更にひどくなった
適当に返事をしてとりあえずシャワーを浴びさせ一仕事終えたわ
でもね…4時間もコースとってるからなかなか間が持たないってば…
そうしたら、また妄想攻撃が…
一発抜いたことで親近感が出たのか「膝枕して」と甘えてくる
膝枕したままお客の希望のアニメのDVDを見ながら会話をした
しばらくするとちょっと変な匂いに気付いてん
なんか汗と脂のまざった匂い…(´ⅴ`lll)
このお客頭が……臭い![]()
とりあえず膝枕を~解除してほすぃ~…
そのせいでとっとともう一回戦開始ε=ε=ε=ε=ε= ヽ(*・ω・)ノ
無事もう一回昇天していただき今度はベッドで色々と語ってくれた(夢物語を…)
アタシとお客は遠距離恋愛中らしい
東京と大阪で離れ離れだけど必ず会いにくるからって w
なんしかお客さんの中ではフーゾク嬢のジュリエットとアキバ系ロミオの悲恋の物語が展開されていた
まあどうにかこうにか話を合わせてやっと店から(お時間ですコール)がきた時はめちゃめちゃホっとした
その後、間隔をあけて数回指名を受けたけど妄想はさらに加速していった
東京行きの新幹線のチケットを渡され「一緒に暮らそう」と言われちまった w
知らない人と一緒に暮らすなんて…無理な要求にもほどがあるっちゅうねん
困ってるところに懇願されて、いい加減我慢の限界を迎えてしまってキレちゃいました
「アタシはあなたの彼女とちゃうねんで
アタシを気に入ってくれるのは嬉しいけど貴方とアタシは何も知らない同士やねん そこのところわかってんの?
アタシが貴方の事を知ってからそして恋愛してからの話やん
あなたその段階とばしすぎやわ」
嬢としてはあるべき行為ではなかったかもしれないけどね…説教タレましたよ w
お客は呆然として「もう会えないんだね」と涙目で帰っていかれました![]()
会うか会わないかはその人が決めることやけど…まあ会えないなら仕方ないかと w
妄想もほどほどにって事ですね
こんなお客もいたわよ~って話で流しといてください