またRとはしばらく会えなくて…


会えなくてもチャットや電話やメールで我慢してた




ある時からあまり連絡が来なくなりチャットにもRは現れなくなった


「何かあったん?」と聞いても「何も無いで 仕事が忙しいだけや」としかRは答えへん


ただ声がイラついてるのはハッキリわかった


何も言わないのにアタシが何かできるわけもなかった



Rが神戸に会いに来てくれた日から1ヶ月が過ぎた


その時気付いたんだけどアタシ生理が来てへんかった(><;)


  …もしかしてデキてもうた?


そう思ったけどもう少し様子を見てみようと思ってた




そんな矢先Rから電話があった時の事…


「○○ごめん 俺じゃ○○を支えられへん もう俺の事忘れてくれ」


いきなりそう言われた


意味もわからへんしただ驚くしかなかった


「どうゆう事? 何があったかくらいは聞く権利あるよね」


そう言うとRは話し始めた


大きな取引先が倒産して手形が不渡りになって資金繰りが難しくなった


今まで働いてた社員もリストラしなあかん


今は恋愛とか出来る状態ちゃうし自分の生活を守らなあかん


仕事も自分の負担しなあかん時間が増えるから会う時間だってとれなくなってしまう


こんな状態でアタシを支えていけるわけがないから忘れてほしい


…状況はわかったけどアタシそんなんで会えなくなるなんて理解できへんねん


そこまで大人になれへんかってん


「誰が支えて欲しいって言ったん?支えていらんから忘れろとか言わんとってよ

忘れるなんてできると思う?お互い忘れたくても忘れられない人おるやん

会えなくたって我慢できるし何ならアタシが側に行くわ

それにアタシはお金は無いけど辛い時にはアタシが支えたげるわ

それでどうよ?」


って男前なコトを言ってしまった


Rはしばらく黙ってたけど


「ありがとう 解ったわ 俺気弱になっとってんな もっと頑張るわ」


そう言って電話を切った



それからもやっぱり会えなくて電話も少なかった


R頑張ってるねんからアタシも我慢しなって思ってた


その頃にもアタシの生理は来なかった


こりゃアカン 本気でデキてるかも


アタシはアタシで悩み始めた



Rが四苦八苦してる時にそんなコト相談できへんしどうしよう…



仕事中にもそのコトを考える様になってた


翌月まで我慢したけど相変わらず生理は来なくてRにも会えなかった



どちらにしてもこのままじゃアカンと思ってRに電話で相談する事にした


「あんなアタシあれから生理が来てへんねん もしかしたらデキてるかもしらん」


「…俺には何もできひん 今はほんまに無理やねん 子供できてたとしても…ほんまにごめんやけど堕ろしてもらうしかないわ」


多分そう言われると思って心構えはできてたけど実際言われたらむっちゃショックやった


その声は驚く位か細くてアタシが好きだった少し強めの言葉で話すRとは別人のような気がした


「わかってた そう言われるって思ってたよ」


「お金はすぐ振り込むから ごめんな」


「じゃあ口座番号メールで送るね」


「それから…

これからの事やねんけどやっぱり会える見込みつきそうにないねん 

俺は○○の事考える度に今は苦しくなっとうねん

寂しい思いさせてるとか…今はそう思うのも辛いねん

ほんまに悪いとは思ってる ごめん

出来るなら俺が幸せにしたりたいと思ってたしそうしようと思って仕事でも努力した

会社も来月で潰してあとは俺自身の負債になって借金返してかなあかんねん

気持ちの上でももう余裕がないし俺最近笑うことも出来なくなっとうねん

ほんまは最後に一度でも会いたいと思ってたし直接謝りたいと思ってた

でももう時間もとられへんし○○の事考えたら苦しくて仕方ないねん

…俺を解放してくれへんか?」


ここまで言われて引き留める方法があるなら教えて欲しいくらいやった


「…わかったよ ただ一つだけいい? アタシが子供産むって言ったらどうする?」


「…ほんまにごめん もう俺を追い詰めんとってくれ…」


「…ごめんね 聞いてみたかっただけやってん 

なぁR、辛くても負けんとってな 無理しすぎるから…体には気をつけてな

Rに会えてアタシ良かったって思ってるから

ありがとね」


Rは電話越しに泣いていて言葉にならない状態だった


少し落ち着いてからRから最後に聞いた言葉…


「ごめんな 俺弱い人間やわ

○○が幸せになる様に願ってるから○○も頑張ってくれ

俺○○の事好きやで 会えて良かったって俺も思ってる

俺はあかんかったけど幸せになってくれな 元気で居てくれな」


…アタシからわかったよ じゃあ元気でね)


そう言って電話を切った


Rとの恋はこうやって終わりを迎えた



しばらくはむっちゃ泣いたりしたけど大人の理由で別れるってこんなんかなって思った


好きって気持ちだけで相手と付き合っていける年では無くなってきててんね




結局その後しばらくしてあっさり生理が来て結局デキてなかったわけ


でもどちらにしても別れるコトにはなってたんやろな…



実はRと終わってから一度だけ姫路まで行ったことがあって


もちろん連絡はしてへんけど駅の近辺を歩いてここに迎えにきてくれたんや…とか思い出して


帰る前に駅の2階にある喫茶店から姫路城を見ながら(あー、淋しいけどいい思い出やった)


って一人でしみじみカレー食べながら思ってたら自然とポロポロ涙が出てきちゃってね


泣きながらカレー食べてる女ってきっとキショイと思うけど、そうするコトでRへの思い切りもついた気がして帰りの電車


では結構スッキリしてたわ




Rと初めて会ってから別れるまでの時間はお互いの傷の舐めあいでは無かったって思ってる


短い時間だったけどきちんと好きって思えてた



アタシが産まれてからで2番目に惚れた男


終わった時少しだけ強くなれた気がした


初めて住む土地で不安だらけのアタシを支えてくれたのは間違いなくRやったし


アタシまだ人を好きになれるんやって教えてもらってん



ただ、アタシが恋する相手とは全て結ばれないのかなっても思って落ち込んだのもホント


振り返ればそれも思い出になってるから今ならRに会えたコト、短い間でも恋したコト


ほんの少しでもアタシに心を開いてくれて


アタシのこと大事にしたいって思ってたって言葉にもすべて心からありがと♡って言えるねん




今も元気で居てくれたらいいなって思ってるよ