そんなこんなで始まってしまったⅠとのお話
S君にはⅠから話をした
後日S君から電話があって、なんとなくそうなる気がしてたって言われた
しばらくは彼女もできないと思うから、たまには遊んでとも
S君みたいないい人、すぐに彼女できると思うんだけどな…
そう言うと、じゃあ俺にしとく?とからかわれた
S君とも拗れずに友達になれてよかった
Ⅰは相変わらずいつもハイテンションで、たまに疲れるときもあったけど楽しく過ごしていた
ただ、付き合い始めてたまにシリアスな顔を見せたりドキッとさせられることもあった
Ⅰは本当にもう一つ仕事をしていて、いわゆるネットワークビジネスってやつだった
私はその類が大嫌いなので、やるのはかまわないし身の丈にあったコトであればいいんじゃない?とだけ言っていた
その仕事の商材?ってゆうのかな 健康にいいとかでタダで私には沢山くれていた
仕事の内容はともかく収入も徐々に増えてきたとかでちょっといい店に連れてってくれたりする様になった
そのうち、私が水商売をしてるのがイヤだと言い出し生活費で足らない分は自分が出すから昼の仕事をしてくれと言われた
別に収入が足らなくなるとゆうことも無かったし、借金男Yとの件も店に知れていてあまりやる気も無くなっていたんでいい機会だと思い昼間の仕事に転職をした
転職先は、イベント企画会社。そこの経理として入った
久しぶりの昼の仕事で、改めて時給に換算するとそれまでの仕事の半分以下で結構ビックリした
経理として入ったものの私の連れの人脈やなんやを社長がアテにしだして、半分は営業みたいな感じで働いていた
その時期から、Ⅰと会う時間は増えてきたけどその分イヤなことが増えてきた
Ⅰは副業に必死になっていて会っている時でも自分の下のメンバーとかってのから電話がくれば私そっちのけに長話をはじめる
それとか二人でいる時にその副業の絡みの女の人とかが合流したり…
それでへそを曲げて帰ったりしたこともあった
それからⅠは一人暮らしを始めた
同じ市内に住所があるけど、駐車場にタヌキが出るようなすっごい辺鄙な場所にハイツの様な建物に部屋を借りていた
たまに私も行っていたけど場所が遠くてⅠが迎えに来てくれなければ道に迷ってしまう
当時、私とⅠはまだSEXするまでに至ってなくて実際私もまだ受け入れるだけの態勢になってなかった
でも前出の3人のダメンズに比べれば好きだったのは間違いない
そんな状態ではじめてⅠの部屋に泊まった
急なことだったんで、Ⅰのシャツとジャージを借りたんだけど改めて二人っきりでそんなシチュエーションってのに照れくさくなってかなりぎこちなかっただろうと思う
Ⅰも私と同様に、なんか変だった
結局しこたま酒を飲んで何もせずに寝てしまったんだけど w
起きてから軽く2日酔いっぽくボケーっとしていたら、Ⅰも起きたらしく「おはよ…」と眠そうに声を発した
そこからチャカチャカと台所に行き、トーストと目玉焼きとカップスープにコーヒーという品揃えの朝食を準備してくれた
女なんだから私が準備しなきゃいけないのだろうけど![]()
あんまり食欲なくって横になったままで居たら、Ⅰも横になって私を自分のほうに引き寄せてきた
自分の鼓動がドキドキドキドキ… 耳まで伝わってきた
コンポの電源をリモコンでONして、かかってきた曲は米米クラブの(愛してる)
いい曲なんだけど…こいつはどうもチョイスが古臭い w
てか本気で歌詞とか照れくさくなるほどなんですが(///∇//)
「俺さ、好きな女とこうやってこの曲聴きたかったの」
そんだけ言って、私の手を握った
曲も終わりかけになって、Ⅰの顔見たらⅠも私の顔を見返した
その瞬間、変に臭すぎるシチュエーションに耐えられなくなって ぷ~ッ:゙;`;:゙;`;・o(_≦〃)
って…噴出してしまった![]()
Ⅰもそれで笑い出して、二人ともロマンティックが死ぬほど似合わないのではと思った
Ⅰのお手製の朝ごはんを食べて、買い物に付き合ってもらってその日は帰った
ある時、勤めていた会社のイベントで
クルーザーを借りてお見合いパーティーみたいなのをやるコトになった
当日は花火大会も見れるとあって、イベント自体の予約はすべてチケット完売になった
私はスタッフとして乗る事になっていたんだけど、その日は参加者と同じようにおしゃれして来いと言われた
ようは女性の参加者が多いように見せたいとゆう社長の小ズルい計画に乗らされるわけだ
いやだな~ってⅠに愚痴ってたら
「俺もその船乗りたい お前が変な男に狙われたらいやだし そんで花火一緒に見よう」
そだねって私も賛同して、翌日社長に言ってⅠの分までチケットを確保した
やっと好きになれそうな人ができて楽しく過ごしてたんだけど…
このイベントから少しずつ傷ついてⅠから心が離れてしまうってこの時はまだ知らなかった