ビジネスホテルの固めのマットレスの上で色んな事を考えた



最初は浮気されたことへのショックで涙も出た



でも、どうも納得できない事がありすぎる



マネージャーNは友達とはいかないまでも顔見知りで、どちらかと言えば大人しいイメージの子



そうゆう子が大胆な事するなぁって…



まるで人事のように考えていた自分に驚いた



それから廊下の自販機でビールを買って飲みながら、まずは自分に降りかかった火の粉を払うには和浩との話し合いだけでは無理なのは明白



女の勘で話をしなければいけないと思った。そう、ある意味これはNからの果たし状なんだって



だてに足掛け7年もの間和浩を好きで居続けたわけじゃない



横から現れたNに(あ~そうですか)と和浩を渡せるわけがない



これは女の戦いだと悟った



そして朝を迎えて和浩に電話をした



自宅に電話をしたら留守電になったので、仕方がないからどこかでモーニングでも食べてまた電話をしようとチェックアウトした



フロントを後にして外に出たら和浩が車に乗って待っていた



和浩は昨夜私を送ったあと一度は家に帰ったが眠れなくて夜明け前から待っていたらしい


それだけ聞いただけで私には十分だった


和浩の気持ちは動いていない。私の事を思ってくれているって…


それだけで、戦える気力は沸いてきた


和浩に昨夜考えた事を伝え、Nと話をさせてほしいと言うと最初は考えていたがあとには了承した


家に帰ってからNに電話をし、その日の夕方に会う事になった