週末にHくんと会う約束をし、その日を待っていた


そして約束の日にHくんは前と同じ様に単車に乗ってうちまで来た


うちから20分ほどのところにある海浜公園に行って最初は他愛も無い話をしていた


結局話はやっぱり私とEくん、HくんとNとの事になった


ダラダラ話をしても私の気持ちはEくんに無い事に自分で気付いてしまったし、かといってEくんと別れたからHくんと付き合えるとか思ってないって事は伝えた


そこまで話したらHくんから「俺もお前が好きだ」って言われた


嬉しかったけど相変わらずHくんの中ではEくんとの関係、Nと私の関係が変にならないかって事が気になっているらしかった


いつまでもその状態で話が進まない気がしたので私から口火を切った


「もしHくんが私と付き合ってもいいって思ってて、Eくんとの事をどうこう言うなら自分からEくんに言ってくれないとどうしようもないよ。それとも私から話をしようか?」


そう言うと少しはHくんの尻を叩けた様で、自分からEくんに話すと言っていた


私は学校でNと話をしなければと言って、その日はまずお互いけじめつけてからとうちまで送ってもらった


週明けにすぐにNと話をした


NはEくんの存在は知っていたので、その絡みでHくんと知り合った事、それからHくんを好きだと思いEくんと別れた事、Hくんと今後付き合いたいと思っている事


Nは「そうなんだ。私は別れてるから気になんないよ 応援する」と快諾してくれた


一方Hくんは、Eくんに話をし軽くどつかれたらしいけどEくんも納得してくれたとその晩に電話が来た


これで誰にも気兼ねする事なく付き合える様になった


それからは、私の学校が終わる頃には片道1時間半かけて毎日会いに来てくれて私が夜に遊びに行ってる時には先輩の車で迎えにきてくれるようになり、私の周りの友達にも仲がいいねって言われるくらい頻繁に会っていた


だけど、実はHくんは超奥手で付き合いはじめて2~3ヶ月目まで手をつないだ事しかなかった


それでもHくんと会ってる時は楽しかったし別に不満も無かった



夏休みの終わり頃に一度だけHくんが先輩の付き合いで県外まで行っている時に友達と夜に遊んでいたら、酔っ払いのおっさんに絡まれて私は怪我をして病院に運ばれたんだけど(今でも傷跡残ってます)帰ってきてすぐにうちまで飛んできてその日はそのまま私に付き添っていてくれた


とにかくHくんは優しかった


その後すぐに、その頃ストーキングされていたNさんにレイプされた爆弾


Hくんにはそんな事言えるわけない。私が家に行ったのが悪いんだから




秋も深まった頃、初めてHくんの家にお泊りした


彼氏の部屋って相手が変わっても、自分の年がいくつになってもドキドキするもんだ


Hくんの部屋は、その時大人気だったWinkのポスターが貼ってあって、あとは単車のパーツやら雑誌が乱雑に置かれていていかにも男の子の部屋って感じだった


夜になって一緒に布団に入ったら、Hくんのお母さんが夜食を持ってきてくれてなんか恥ずかしかった


とりあえず寝る体制になって色々話をした


(今日ってやっちゃうのかな…)って心の中で思ってたから妙にドキドキして、今考えたら私って鼻息フンフン状態だったかも w


ところが。。。。


Hくんは「こっちおいで」って腕まくらしてくれたんだけど、その日はそのまま寝てしまった汗



結局何もないまま、また日々は過ぎていった


別にチョメチョメしたいって欲求不満とかじゃなかったんだけど、さすがに(もしかして私って魅力ない?)とか(私とはチョメチョメしたくないの?)とか変な不安に駆られていた




Nにそれとなく聞いたところ、Nとはチョメチョメしてたとの事で。。。更に落ち込んだドクロ



思い切ってHくんに直接聞いてみた


別にやりたくないとかじゃ無いんだけどタイミングを見計らってたと言われ、聞いた私が恥ずかしかった



その話をしてしばらくした時に、またお泊りする事になって同じ様に布団に入って。。。


Hくんはモソモソと私のシャツを脱がしはじめ、私もそれに応えていった


気持ちはいいんだけど、心がついていってない感じがした


違和感が絶頂に達しそうになった時、それはとうとうHくんが私に入ってこようとした時になって「ごめんっ 今日はやめて」と口から言葉が出てしまった


その日はそこでやめて、また腕まくらをされて朝を迎えた


少し気まずいまま、お昼ご飯を途中で食べてうちまで送ってもらった


別れ際に「ごめんね」って謝ったら「気にしてないよ」と笑顔で返事してくれたのが印象的だった





あの時、最中に心に浮かんだのはOさんだった


Oさんに抱かれてた幸せだった日々を思い出してしまった


自分も同意の上で抱かれるのはOさん以来の事だったから、体は感じてても心で比べてしまっていた


Oさんと違う体格や違う匂い、指の動きひとつまで…


そうなって一番ビックリしたのは私だった


Hくんと体の関係が無い事に不安を覚え、抱かれる事を求めてたはずなのに…


間違いなくHくんの事は好きなのに、いざとなると怖くなってしまった


Oさんの体の記憶が私の体に残っていたからそれを消されてしまいそうな気がして…