泉大津 / 濱八町 【上之町…】地車見学…
仕事が多忙になり更新が遅くなりましたが…
2014年1月12日地車修理の為搬出され、二週間後の26日帰町…。
搬出には息子と二人、そして帰町には一人で…
私自身、間近で上地車を拝見するのは初めての事…
アメブロ
を通して知り合った、当町の翔大さんから情報を頂き搬出入の合間で見学させて頂きました。自分なりに上之町、また上地車について他のブロガーさんの記事ゃHPで調べてみました。
上地車とは??の説明から入ると長くなるので各々で調べて頂くと言う事で省かせて頂きますが、先ずは、この上之町[うえのちょう]と書いてた【うえんちょう】と呼ばれているそうです。
同地区・下之町[したのちょう]も【したんちょう】と言うそうです。
因みに私が参加している地元、熊取町・七山[しちやま]では、【しっちゃま、若しくはひっちゃま】と、“し”+“ひ”を2で割った様な曖昧な発音で呼ばれていたりします(笑)
我が町ながらややこしい…


要は、語が訛って呼ばれるようになったと言う事…φ(.. )
ちょっと話は反れましたが戻して…
上地車の白眉とも謳われる上之町地車、生憎の空模様の中でしたが私は初めて見るだんじりに足取りも軽く息子と二人8時半頃地車庫に到着…
ちょっと早めに出てきたつもりでしたがもぅ上之町地車関係者方々が集まり植山工務店のお迎えの待機中でした。
まだ、小屋の中に納められたままの地車を遠目から眺めてましたが地車も然ることながら『立派な小屋ゃなぁ~』と思わず独り言を漏らしてました(^▽^;)
一番先に目が向いたのはやはり『獅子噛み』主屋根正面は新調当時の物では無く修理の時に新たに彫られた物らしいのですが、それにしても厳つく睨みつける良い獅子噛みでした。
▼主屋根正面獅子噛み 【 鬼熊 】とも云う
*搬出時に撮影…
*搬出時に撮影…
▲めちゃくちゃえぇ獅子噛みです。
▼葺地、裏甲、破風、垂木の妻平共に、全てに化粧金物の豪華な装飾が施されてます…
平側の葺地にはカチコミの彫物まで施されてました。
*搬出時に撮影…
▼主屋根後方・後屋根正面獅子噛み
*搬出時に撮影…
▼箱棟、獅子噛みの裏も彫られてました

*搬出時に撮影…
▲箱棟には綱がついています。恥ずかしながら今迄知りませんでした・・・

▼新調当時の獅子噛みも小屋の壁面に硝子ケースに飾られ大切に保管されてました。
*搬入時に撮影…
*搬入時に撮影…
▲富山県の井波彫刻師【川原啓秀師】が手掛けた獅子噛みで昭和52年の修復時に交換され保管されています。
川原啓秀師作の獅子噛みでは、№1の作品と謳われる自慢の彫物だそうです。
鬼熊には並々ならぬ拘りが伝わりますね。
▼懸魚[拝懸魚] 川原啓秀師の孫・和夫氏作【 素戔嗚尊八岐大蛇退治 】の名場面、非常に繊細な彫刻です。
*搬入時に撮影…
▼懸魚の隣、下地車では【破風持ち?・桁隠し?】とにあたる部分、上地車では【隣懸魚】と云います。
正面左
正面右
▼破風の装飾金物 豪華で非常に細かく形成された龍の金物
▼主屋根正面【枡合と車板】が一体となる、【雀を掴む鷲】と横槌【拝み龍】
▼主屋根正面虹梁【川中島合戦】
▼▲めちゃくちゃえぇあじ出てます。
▲雑兵の表情も豊かで木の枝振りも細かいです。
川原作と彫られた銘板が… 恐らく啓秀師でしょう。
▼主屋根正面【破風持ち】の側面に手摺り発見!!
▲濱八町名物!! 『かち合いっ!!』
やっぱり待ってないと衝撃で
飛ばされてしまうんでしょうね…汗▼【 木鼻群… 】 木鼻が上下二段になっていて大きく、金綱を支持する金物も付いています。
下地車には無い細工です。
▼▲本祭礼では木鼻・虹梁にも金網が架けられている様です。
▼主屋根右枡合 【曽我五郎時至の早馬
…】??葛城町地車(先代北町)土呂幕正面と同じでしょうか・・・ *大根
を持ってます。 ▼主屋根右虹梁 【 村上義光、錦の御旗奪還… 】
この彫物もめちゃくちゃ良く彫られてます。
▼主屋根左枡合【 ・・・ 】 勉強不足ですいません、自身が無いのでご存知の方のコメントお待ちしてます(笑)
▼主屋根左虹梁【楠公子別れ桜井の駅】
この場面も数々のだんじりで見てきましたが、本間細かくそして表情豊かなえぇ彫物でまたじっくり見たくなりました

▼後屋根拝懸魚【弁慶義経五条大橋の出会い…】
もぅ他言無用、開正藤師作の拝懸魚!!
ちょっと調べてみましたが、主屋根正面【拝懸魚』に川原氏の名がないのにはこの様なエピソードがある様です。
▼見送り大脇右【大阪夏の陣・・・ 】
▼後屋根妻板には鶴と唐草模様が彫られてます。
▼台木と下勾欄、勾欄の内側に施されているのが上地車の土呂幕になるそうです。
井波彫の特徴の一つがこの波濤

▲▼この台木は新調当時のモノでしょうか…??
波の先端
の巻き方に注目です。自町の懸魚や獅子の毛並のど比べてみては如何でしょうか??初めてお目に掛かる泉大津濱八町上之町地車、搬出、帰町時の短い時間での見学でした。
淡路彫りの名匠/開正藤師の彫物と井波彫りの名匠/川原一門のコラボレーションっ!!しかも、網無し
ホンマ感無量の一言の尽きます
そんな上之町地車も平成31年5月に岸和田が誇る地車製作の老舗【植山工務店】、そして彫物は岸和田木彫会の記念すべき初仕事で地車新調が決まっております。
上之町の皆様、お忙しい中拝見させて頂き有難うございました。
お声掛け頂いた翔太さん、お忙しい中お世話になりました。
上之町の繁栄と更なる祭礼のご発展を期待していります。
宜しければ是非、七山へもお気軽にお越しください。
今後ともよろしくお願い致します。
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