これまでの馴れ初めを読んで頂いて分かるように、僕が自分ではどうにも思考転換出来ない時は
決まってと言っていいほど壱青に言葉を貰っていた。
壱青は「僕は何もしてない」と言うけれど、僕には「何もなかった」とは言えない。
「自分を救うのは自分だよ」と壱青に言われたことがある。
僕は自分の救い方も分からなかったし、他力本願なのは確かだったので
どうしたらいいのかさっぱり分からなかった。
決して正しい答えのあることじゃない。
そんなことばかりを悩み嘆く僕に壱青はいつも、その問題の解き方のヒントをくれる。
与えられたヒントから導き出す僕の答えは、僕が「正解だ」と納得出来なければ意味のないものだ。
そうやって、全く八方塞がりだった沢山のことを僕は飲み込むことが出来た。
自分さえ見失っていた僕が、今こうして居る自分を「自分」だと思えるのは
そのヒントがあったからだと思う。
こんな僕によく呆れずに付き合ってくれたなって思うwww
感謝してもし足りない。
贅沢な僕はいつまでも頼ってばかりじゃ嫌だと思う。
僕はまだ未熟なので「頼ってほしい」なんて言い切ることは出来ないし、傍に居るくらいしか
愛するくらいしか、きっと出来なくて。
僕は出来ることしか出来ない。出来ないことは言えない。
でもね、僕は壱青に愛されていて、愛しているこの現状を幸せだと思うから、
いつまでも壱青にもそう思って欲しいし、それを望んでほしいと思う。
----------
僕にはかつて、自分の全てを殺して自分さえも壊して、それでも「愛してる」と言った人がいる。
望まれたから言っていただけでそこに僕の意志はなかった。
壱青とこうなる前に好きになった人がいた。
僕は恋をする度に自分を壊してきた。
そんな想いはもう二度としたくないと思っていても、弱さに負けて壊れてしまって。
壱青と付き合ってからは僕は壊れたことがない。
自分の気持ちが暴走することもないし、狂い泣くこともない。
最初は「こんな僕じゃ壱青に嫌われてしまう」とかいう理由で強くあろうとしていた。
負けそうになるたびに「もうちょっと頑張れる」と何度も自分を叱咤した。
必死で自分を保とうとしていた。
壱青はそれを見透かして僕に本当の強さをくれた。
だから僕は強がりじゃなく、少しは強くなれたと思う。
「支えられている。」
いつも。
壱青と付き合ってからしばらくして、壱青に問われた。
「僕の”特別”になる気があるのか?」と。
聞かれて僕が感じたことは「この人はきっと”Yes”と言ってほしくないんだろうな…」だった。
間違っているかもしれない。今ここで初めて言った!←
なんとなくそんな気がした。
「憂を壊してしまうことが怖い」と言われた。
そう言われて僕は今までしてきた恋を思い起こした。
それから、以前壱青が言っていたことや、これまでの壱青とのことも
箱の中にめちゃくちゃにしまってあったものをひとつひとつ取り出して、僕は自分を整理した。
それから、僕は壱青に”Yes”という結論を渡した。
「特別になりたい?」と聞かれて、それは「壊れる覚悟があるのか?」と問われている気がした。
だから「再生まで面倒見てくれるならいいよ」と言った。
僕が壱青の特別になって、それで僕が壊れてしまったら、イチから壱青が僕を創ればいいと思った。
それで僕は本当に壱青のものになれる気さえした。
壊れたって捨てずに愛してくれるのなら、それでいい。
そこまで愛してくれるんだよね? みたいな←
きっと普通の人からしたら「なにそれw重いwwww」ってなるよねw
僕もそう思うwww
壱青が相手なら、僕は壊れることなんて怖れない。
怖れることがあるとしたらそれは
壱青が”自分のせいで”と自分を責めることと
壊れた僕を投げ捨てられるんじゃないかってこと。
壊れた僕が壱青の痛みになるは嫌だった。捨てられるのも嫌だった。
それでも「愛してる」と言ってほしい。これは僕のエゴだ。
「あなたに愛されない世界で生きるなんて耐えられない」
考えただけで僕は「壊れる」と予測出来る。
だったら手を繋いだまま、壊れていく方がよっぽどマシだ。
どうせ壊れるなら、壱青の手がいい。
----------
あなたを疑わない、自分を疑わない、
だから壊れないかもしれないし、
壊れるかもしれない。
僕がもし壊れてもあなたは絶対に自分のせいにしないで。
それが僕の愛だと言って。
僕がもし壊れてもあなたは僕を捨てないで。
それがあなたの愛だと言って。
----------
僕の本当に欲しかった愛ってね、これだったんだ…って思った。
壊れるほど、狂ってしまうほど、愛し愛されたい。
だけどそこで終わるのなんて嫌だ。
その先までずっとずっと愛がなきゃ嫌だ。
それは来世まで続いてほしい。
生まれ変わりなんて信じないけどね、もしあるのなら
僕はまた壱青に出会いたい。また愛し合いたい。
僕に出逢うまで誰と恋をしたっていいよ。
でも僕に出逢ったら最後だからね!と思う。
----------
これが罪なら罰も愛です。
なんて素敵な終身刑。←
ふたり一緒なら喜んで受けましょう。
死刑になんてしないわ。
だって死んだって逃がさない。
来世でもまた愛し合うんだから。
----------
僕の辿り着いた結論は、人から見たらきっと相当「怖い」んだろうな、と思う。←