SNSやトレード仲間の会話を見ていると、アマチュアトレーダーの典型的な行動パターンがよく見られます。「毎日トレードすることが正義だ!」とか「1日でいくら稼がないとダメだ!」という無理な目標設定に追い込まれて、根拠のないトレードに手を出す。

それで、数ピップス(pips)をかすめ取っては「やったー!」と喜んでいる姿。これ、実はかなり危険な兆候なんです。なぜなら、こういったトレードの多くは「ポジポジ病」と呼ばれるトレーダー病の一種だからです。

この病気、トレード経験が少ない方や、相場に感情を持ち込みやすい人がかかりやすいのですが、要するに「ポジションを持ちたくて仕方がない」という状態です。もちろん、トレードはエントリーしなければ始まりませんが、「やらない」と決めた時に本当にやらないというのは、アマチュアにはかなり難しいことなんです。

ついつい「少しだけ」とポジションを取ってしまい、気づけば大きな損失を出している。これがアマチュアの典型的な失敗パターンですね。