ここは -19ページ目

ここは

あたりまえだったこと達が
あたりまえではなくなった時

電車で3時間ほどかけて目的地に着いた後
駅前のラーメン屋で
夫は昼からビールに餃子にラーメンでご満悦
素朴な塩味のラーメンがやたらと美味しく感じられました

その後
6時間かけてぶらぶら歩き周り
また3時間ほどかけて帰宅

夜は電車の接続が悪く
ホームにある待合室で寒さを凌ぎました

ゆっくりした時間を楽しんだのは久し振りです

最近考えることや、やらなければいけないことが多く
眠りが浅い日々が1ヶ月ほど続いていましたが
この日はぐっすり

その翌日も仕事が休みだったので
たっぷりお休みしました

久し振りに身体が心地よく疲れていました

その時ふと
私が今生きている社会では
当たり前だったことと当たり前でなかったことが
ひっくり返ってしまったんだなと思いました

例えば極端に身体より頭を使うようになったり
動物として生きるために備えられていた能力が
どんどん衰えていっているようです

脳を主に使う世の中は
なんだか孤立化しているように見えるけれど
実は知らず知らずのうちに生き方が
統一化というか一本化しているような気がします
社会の流れなんだろうけれど
無機質で
氷の上をすーっと滑っていくイメージです
そういう私もその社会の一部ですが

なるべく裸足で土を踏みしめることを
忘れないような生き方をしたいと思っています
もっと人と繋がりたい

と、言うとまるで友達が少ない人のようですね

あながち間違いではないです
距離を置いた友達が多いんです

数年前から
それを打破するために少しずつ
この人とは!と思う友人には
にじりにじりとこちらから距離を縮め始めました

そんな中
1人とても距離の近い友人がいます
なんだかもう友達とか言葉で表すことの出来ない次元の
付き合いなのですが

最近
本人にも伝えましたが
私が人に興味を持ち始めたのは
彼女の影響だと思うのです

そんな彼女と
今ハマっているジブリの鈴木さんに
共通点を見つけました

そして私はその部分をとても魅力的に感じ
観察しているわけです

2人の共通点は
男女関係なく人を惹きつけること
周りに人が集まること

絶世の美女ではなく 笑
内面の魅力です
ちなみに顔は私とそっくりです

もちろん人間なので全ての人が
というわけではないですが
惹きつけられ、集まってくる人が多いように思います

私が鈴木さんにこだわる一番の理由はその点です

2人とも共通して
自分より人が気になると言います

はいはいって思いそうですが
長いこと友人の彼女を見てきたので
それが本当だとわかります

基本、自分を飾らないので、
相手も警戒しない
素のままでいいやって
気楽に話させるワザを持っています

一方、私は臆病なので着飾る
と、言うよりは
表面上上手くいく風になってしまいます
彼女の真似をしようとしても
長年染みついた習慣は人に会った瞬間に無意識に
顔を出します

内心は、あららぁ?と焦るんですが
脳と心は全く通い合わず
いつもの調子

時間がかかりそうですが
心がけたいなぁ

***

またしてもジブリ汗まみれネタですが
ウォルト・ディズニーの偉い方と
鈴木さんが仕事でスペインに行かれた時の話
肩書きがあるお二方、しかも60近いおっさんが
滞在中は同室でパンツ一丁の写真を撮られただの
笑って話をしていました

同室っ!?って一瞬驚きましたが
私自身も出張や旅行先で人と同じ空間で夜を過ごすことが
意外に好きだなぁと思いました

不思議な連帯感が生まれるところが好きです

いちいち気を遣っていられませんから
素にならざるを得ない
その結果、距離が近づきます


もしかしたら鈴木さんや友人は
普段から私が旅先で人と接するようなスタンスで
人と接しているのかも

やっぱりすごいなぁ

でも良いヒントになりました
わかったことは
思いやりと
こちらのスタンスを変えないことです

そして
子供心を忘れていない柔軟性を持つ60歳に私もなりたいなぁ


最後にもう一つ
鈴木さんと友人の間に見つけた共通点

目標を決めるでなく
目の前にあることをコツコツこなすことで、道が開けると言う点

本当かどうか
試してみようと思います

なんだか胸騒ぎがします

大切な友人が音信不通になりました
彼女はとても頑張り屋です

頑張り屋なだけに
いつの間にか自分の極限を超えてしまい
自我を失いつつあるように思います

慣性で働いているような

渦中にいると
渦中が当たり前の世界となり
そこから抜け出すことは
自分が甘いからだと思ってしまい
更に頑張ってしまうことがあります

そしていつの間にか抜け出す力もなくなって
毎日に追われる

私も一度そんな体験をしているので
とても怖いです

今、彼女のことがとても心配です

***

どうにかせねば
どうすべきか

とりあえず行動を起こす前に
一番身近な
彼女の同居人に電話をすることにしました

自宅に電話をかけると
誰も出る気配はありません

切ろうとした瞬間
「はい、もしもし」

てっきり仕事だと思い込んでいた張本人が出てしまいました 笑

私が思っていたよりずっと元気でホッとしました
彼女の心はグングン成長しています

沢山の経験を得て
しっかり自分との付き合い方を身につけているようです

ヨガの世界で
人の成長を陶芸に例えることがあります

始めは柔らかい粘土
何度も捏ねて形を作っては崩してを繰り返す

形が出来たとしても焼くまではもろくて
すぐに崩れてしまう

焼いている間もヒビが入ってしまうことがあります

全ての工程を経て
窯出しをして
冷え固まった時の強さ

ぶれない自分らしさが生まれます 

彼女は今、窯で焼かれている状態のようです
彼女はいつか器になれる気がします

例えヒビが入ってしまったとしても
彼女はすぐに新たな粘土の器として
窯入れまでさささっときてしまう気がします

見ていてとても頼もしいです

何はともあれ
彼女の豪快な笑い声が聞けたので
とても安心しました