瓶 | ここは

ここは

あたりまえだったこと達が
あたりまえではなくなった時

また
夜がくる



穏やかだった心が
騒ぎ出す




君の帰りが
恐いんだ



心を見失うのが
恐いから




結局私は
わがままで




哀しいけれど



人と暮らすことに
不向きかもしれない




ほんの
小さな衝撃で



私は心を
見失う



だから



その前に
心のフタを閉じるんだ



どこにもいかないように
迷子にならないように




密閉された心は
行き場をなくし



胸に重く
のしかかる



そして鈍く
その存在を主張し続ける