あなたも変わるセルフコーチング -53ページ目

がばいばあちゃん 3

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「海水パンツなんかいらん!実力で泳げ!」

洋七少年の学校で水泳の時間があるので、
海水パンツを買ってくれとばあちゃんに頼んだときの返答。
海パンと実力、何の関係があるの?
でも、説得力があるから、不思議だ。


「もし泥棒に入られても、何も取られる物はない。
あんまり何にもないから、置いて行ってくれるかもわからんばい。」

ばあちゃんの底抜けの明るさがここにある。
でも、このばあちゃん、洋七少年がマラソンの選手に選ばれた時に
タンスの引出しの隠し金をパッと引っ張り出し、高価なシューズを買ってやった。
また、洋七少年が学校の黒板を傷つけた時もパッと弁償した。
じつは、ばあちゃん、いざという時のためにためているのだ。

ここに登場する実在の人物は、人間味があって面白い。
みんな、一生懸命生きている。
大自然の中で育つおおらかな人間の姿がそこにある。
最近、人間不信だなんて人は、この本読んで笑い飛ばそう!

       (「がばいばあちゃん」から 島田洋七著 徳間文庫

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【がばいばあちゃん】2

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【がばいばあちゃん】2

島田洋七を育てた、すごいばあちゃん語録集

「ええか、貧乏には2通りある。
暗い貧乏と明るい貧乏。
うちは明るい貧乏だからよか。

それも、最近貧乏になったのと違うから、心配せんでよか。

自信持ちなさい。うちは、先祖代々貧乏だから」

■これを、読んだとき、笑っちゃいました。
先祖代々貧乏だから、自信持て?何と言う、発想。
こんな自信の持ち方も、あるのか?

ばあちゃんのしゃべっている姿と洋七少年のきょとんとしている姿が
見えそうだ。

小さなことで、くよくよし、小さな失敗に、こだわる。
また、人をうらんだり、ねたんだり、
そんな姿はこのばあちゃんにはない。
痛快活劇!スーパーばあちゃんの応援歌だ。


■とにかく、このばあちゃんと洋七少年のやり取りが面白い。
本もそんなに分厚くなく、1時間ちょっとで読める。
最近、どうもネガになる。
なんて人がいたら、この本読んで笑い飛ばそう!

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がばいばあちゃん

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今、「がばいばあちゃん」という映画が上映されています。
実は、この「がばいばあちゃん」ちはすごいばあちゃんと言う意味で、
島田洋七さんの本を映画化したものなのです。

島田洋七さんとは、知る人ぞ知る人で、
B&Bとしてかつての漫才ブームを作った立役者なのです。
島田紳介さんの師匠で、紳介さんが、この洋七さんの漫才を聞いて、
衝撃を受けて、漫才を志したということです。

この島田洋七さんの「がばいばあちゃん」は、我が家では大人気の本なのです。
とにかく、腹を抱えて大笑い!の本なのです。

ところが、このばあちゃんの言葉。
実は、面白いだけじゃないのです。
面白い中に人生への生き方のとしての名言がちりばめられているのです。

今回は、この本の一節から私たちの「生き方」を考えてみましょう!

「がばいばあちゃん」から 島田洋七著 徳間文庫
―――――――――――――――――――――――――――――
―プロローグから―

ある夕ご飯の席のことだった。

「ばあちゃん、この2、3日はご飯ばっかりでおかずがないね」

俺がそう言うと、ばあちゃんはこう答えた。

「明日は、ご飯もないよ」

アハハハハ……俺とばあちゃんは、顔を合わせると、大笑いした。

今から40年前の話である。
思えば、あれから世の中は急変した。
所得倍増計画、高度経済成長、大学紛争、オイルショック、地価上昇、校内暴力、
円高、ドル安、バブル、そしてバブルの崩壊、価格破壊、就職氷河期…。

「今、世の中はひどい不景気だ」とみんなは言うけれど、何のことはない。
昔に戻っただけだと、俺は思う。
変わってしまったのは、人間の方だ。
お金がないから。
ホテルで食事ができないから。
海外旅行にいけないから。
ブランド物が買えないから。
そんなことで不幸だと思ってしまうなんてどうかしている。

…中略…

本当は、お金なんかなくても、気持ち次第で明るく生きられる。

なぜ、断言できるかと言うと、俺のばあちゃんがそういう人だったからだ。
俺は子供の頃、母方のばあちゃんに預けられていた。
ばあちゃんは、明治30年(1900年)生まれ。
20世紀とともに人生を生きた、まさにひと昔前の世代だ。

昭和17年(1942年)、戦中に夫を亡くし、以来、厳しい戦後を佐賀大学と
その付属小・中学校の掃除婦をして、五女二男、合計7人の子供を育てて生き抜いてきた。

俺がばあちゃんに預けられたのは、昭和33年(1958年)で、
ばあちゃんは既に58歳だったが、相変わらず掃除婦を続けていた。

裕福なはずはないが、いつでもとんでもなく元気で、明るい人だった。
そして、俺は、冒頭のような、ばあちゃんとの暮らしの中から、
人間の本当の幸せというものを学んできたように思う。

9年前、91歳でばあちゃんが大往生してからは、
特にばあちゃんの遺してくれたものの存在を、大きく感じるようになった。

今、みんなとてつもない勘違いをしているのじゃないだろうか。
40年前までは確かにあった幸せを放棄して、
不幸な方、不幸な方へと進んでいる気がする。

みんな、道を間違うな!
佐賀のがばい(すごい)ばあちゃんの話を聞いてくれ!
幸せはお金が決めるものじゃない。

自分自身の、心のあり方できまるんだ。
―――――――――――――――――――――――――――

ばあちゃんが平然と「明日は、ご飯もないよ」というあっけらかんさ。
なんとも、面白い。

「そうだな、じゃ、このごはんをしっかり食べとかなくてはな」
なんて、洋七さんは、子供心に妙な納得感を持ったのではなかろうか。

私たちは、現実を良く嘆く。
でも、よく、考えてみよう、嘆いても何も始まらないのだ。
むしろ、前よりも、もっと気分が落ち込み、やる気がなくなるのがおちだ。

状況をしっかり受け入れて、
この現実をどう生きるかのしたたかさが欲しいものだ。

いまだに、3万人以上の自殺者を出している日本。
私たちの日本を先祖、先輩がこうやって作ってきてくれたのだ。

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