がばいばあちゃん 5

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【かばい(すごい)ばあちゃん】5 あとがきから
佐賀をでてから、いろんなことがあった。
野球選手を目指していたはずなのに、なぜかお笑いB&Bとしてデビューし、
漫才ブームで一躍有名人になった。
個人的にも、結婚して子供が2人、既に成人している。
けれども、いつでも、どんな時でも、俺の根底にあるのは、
ばあちゃんと佐賀の暮らしだという気がする。
ブランド品も、素敵なインテリアも、グルメという言葉もない、
衣・食・住のすべてがシンプルな暮らし…。
プロローグでも書いたように、近頃は「不景気だ」「不況だ」と言うけれど、
それでも俺の子供の頃に比べれば、いろんなものが揃っているし、
みんな豊かになっていると思う。
でも、「おさのばあちゃん」のように輝いて生きている人はめったにない。
使い古された言葉なのかもしれないけれど、人が生きていく上で大事なのは、
やっぱり物ではなく、心のあり方なのではないかと思う。
「うちは、明るい貧乏」と言って、いつも笑っていたばあちゃんは、
負け惜しみでなく、本当に幸せそうだった。
そして、今でも親戚一同が集まると、必ずばあちゃんの話で盛り上がり、
ばあちゃんの笑顔は、亡くなった今も、みんなの心に燦然と輝いている。
去年などは、「おさのばあちゃん生誕百年」を記念して、大宴会が催されたほどだ。
ばあちゃんのような生き方こそ、「いい人生だった」というのだと思う。
みんな「いい人生」を生きよう。
誰のためでもない。
自分のために。
それは、ちっとも難しいことじゃない。
起こったことを楽しみ、
目の前にあるものをおいしく食べ、
毎日を笑って暮らせばいいのだ。
この本が、みんながそんな風に生きるためのヒントになればいいなあと思う。
ばあちゃん、ありがとう。
2001年6月21日 島田洋七
■今回の「かばいあ(すごい)ばあちゃん」いかがでしたか。
このブログでは、伝わらないところが多々あります。
ご興味ある方は、買って読んでみてください。
とにかく、笑いあり、涙あり、勇気ありなのですが、
その根底に流れているのが「おさのばあちゃん」の「人生哲学」なのです。
■昔から、B&Bの島田洋七さんの漫才には、何か底抜けの明るさがありました。
やはり、根底にはこんなすごいばあちゃんの教えがあったのです。
私たちが、今の人生を生きること。
こんなことを笑いと涙の中から教えてくれる名著の一冊です。
そして、この本は、遂に、「がばいばあちゃん」という映画にもなった!
(「がばいばあちゃん」から 島田洋七著 徳間文庫)
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