『あたらしい自分になる手帖』2015年版、いよいよ見本ができあがりました!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140922/23/selfcleaningdiary/d8/d1/j/t02200345_0800125313075153117.jpg?caw=800)
今度の表紙は……ラベンダー色のようなライトパープル!
9月26日(金)前後に書店に並ぶ予定ですので、あと少し、お待ちくださいね。
そして、2014年版の手帖の緊急レポートも、ついにラスト。
前回、圧巻の手帖を見せてくださったレモン党員さんに引き続き、
今回も「書き込む力」に注目したいと思います。
レポートにご協力いただいたのは、藍さん。
お母さんをしながら、営業の仕事もしている
ワーキングマザーです。
その忙しい日々の中、予定を書くだけでなく、
自分のビジョンやお子さんの成長、日々のおもしろかったことなどを
書いていきたいと、この手帖を使ってみてくださいました。
***
◎11月の手帖
時間軸のところには、予定やその日にやったことなどを書いて、
どんな一日だったかを思い出せるようにしよう、
わたしノートには、ふと思ったことや、人と会う中で心に残ったことを。
もちろん「なにかいいこと」も書こう!
そんなふうに、はりきって11月から手帖をつけはじめた藍さんですが、
途中で書きづらさを感じ始めます。
そのあたりのウィークリーカレンダーが、こちらです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140922/23/selfcleaningdiary/91/78/j/o0600046113075153113.jpg?caw=800)
このブログに公開されることを意識してしまい、
ありのままを書くことに抵抗が出てきた。
仕事が忙しくなって気持ちにゆとりがなく、
手帖を開く機会自体も減ってしまった。
そんな理由から、手帖もどこか閑散としたものに。
また、ネガティブなことをどこに書くべきか悩んでしまい、
結局ペンを置いてしまう日もあったそうです。
「今思えば、手帖を通じて自分と向き合うことが何となく居心地が悪かったのと、欄が分かれていることに自分が縛られていたんだと思います」
と藍さんは語ります。
◎12月の手帖
変わるきっかけとなったのは、2013年の年末でした。
慌ただしく年内の仕事を終えた藍さん、
年末にコタツで紅白を見ながら、家族とゆっくり過ごしているひとときに、
2013年がどんな一年だったか、「ふりかえり」をしてみたのだそうです
「実は、年末に仕事を精一杯取り組んだのに、結果が目標に及ばなかった…という出来事があり、この時もまだ気持ちの整理がつかず、どこか落ち込んだ気分でいたのです。
でも、改めて書き出してみたことで、この結果は、いままでの積み重ねで起きたことであり、いまの自分にとって必然であるのだと、すっと感じられました。
そして、結果以上に得たものがたくさんあることに気がつくことができたのです。
また、仕事以外にも、普通の日々の営みで、毎日ご飯を作ったり、おやつを作ったり、息子や家族と一緒に時間を過ごしたことなど、この一年で楽しかったことや、自分が大事にしてきたことなども思い出して、感謝することができました。
みれいさんが、ないもの探しをするのではなく、あるものに感謝する、とよくおっしゃっていますが、そのことを体験するいい機会でした」
こちらは、その「ふりかえり」のメモです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140922/23/selfcleaningdiary/f0/60/j/o0600093913075153112.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140922/23/selfcleaningdiary/30/c1/j/o0600092913075153114.jpg?caw=800)
◎1月の手帖
大晦日のふりかえりをきっかけに、
2014年の自分はどうやって生きていきたいのか、
改めてイメージすることができたという藍さん。
何をアファメーションしたいかも、見えてきたそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140922/23/selfcleaningdiary/cc/33/j/o0600080013075153115.jpg?caw=800)
藍さんのアファメーションは、すでに実現しているかのように、具体的!
「今年は、心のままにたのしんで生きたい!」
その意識の変化は、藍さんの手帖も変えました。
「もう少し肩の力を抜いてたのしもう。そう思ったら、いろいろとアイディアが湧いて、手帖を開くのも書くのも、何だか楽しくなってきました」
とふりかえります。
こちらが、2014年1月のウィークリーカレンダー。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140922/23/selfcleaningdiary/3a/d1/j/o0600092513075169373.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140922/23/selfcleaningdiary/e4/6f/j/o0600097313075169374.jpg?caw=800)
のびやかな、勢いのある手帖! まるで別人が書いたみたいです。
「読んだ本の感想や、あったら素敵と思うもの、子どもの面白い発言や美味しかった食べもの、うれしかったこと、笑ったことなど、感じるままに自由に書き綴っていきたいです」
とさわやかに語る藍さん。
11月に吐露していた迷いは、すっかり消えていました。
その後、9ヶ月たったいま、
手帖をどういうふうに使っているか、藍さんにあらためて伺ったところ、
カードを貼り付けたり、読んだ本で印象に残るフレーズを書き込んだり、
チェキで撮った写真を貼ったり、帰省の際の荷物のリストアップをしたり、
つらつらと心に浮かぶことを書いたり、新月のアファメーションをしたりと、
とても賑やかな感じになっているそうです。
「私の場合は、書くことでいろいろなおそれや執着を手放すことができ、見返すことで自分の好きなことや関心のあることなどをあらたに発見することができるみたいです。ありのままの自分を受け入れ、前に進む勇気をこの手帖からもらっている気がします」
***
「書き出す」という行為が、自分を見つめるきっかけとなり、
意識を大きく変えていく…その変化が伝わってくるレポートでしたね。
一方で、藍さんはこんなことも言っています。
「じつは何も書いていないページもあったりして…でも、それはそれでいいのだと、いまは思えます」
何も書いていないページがあっても、「それでいい」と肯定できる。
きちんと自分と打ち合わせし、向き合ってきたからこそ、
自由に、柔軟に手帖と付き合えるのかもしれません。
手帖は、あくまでも伴走者。
手帖を書く人自身が主役です。
いままでこの手帖を使ってきた方も、これからこの手帖と出合う方も、
「ちゃんと書かなくては」「枠内におさめなければ」といった形式に縛られず、
自分が自由になるための道具として使ってほしい。
2015年版の手帖の発売を前に、あらためて強く感じました。
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