集中連載★手帖レポート レモン党員さん編 つづき | あたらしい自分になる手帖ブログ

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浄化のガイドブックとして大好評のエッセイが手帖に


9月ももうあっというまに中旬。
すっかり涼しくなって秋の気配を感じますね。
2014年も後半戦。
そろそろ2015年のことも気になってくるころでしょうか。

引き続き、今回も、「書き込むことの力」に焦点を当てて、
レモン党員さんのレポートをお届けします。
前回、ウィークリーカレンダーについて、
思わせぶりな予告をしてしまいましたが、
まずは、見ていただくのが早いと思うので、
さっそくご紹介します!


◎ウィークリーカレンダー

この手帖の2012年版を使い始めたときから、
ウィークリーのカレンダー部分は
書きまくるページとして使っていたというレモン党員さん。
予定ではなく、日記のようにその日にあったことや感じたことを、
毎晩眠るまえに書き留めているとか。

定期的にメモしていることは、瞑想を行った日や月経日くらいで、
それ以外は、ただもう、思いつく・思い出すままに、書いているそうなのです。

こちらは、11月、手帖の使い始めのウィークリー。










書き込みが、半端ない!!! 
頭で整理して書くのではなく、心にあるものをそのまま書き留めているような、そんな手帖です。
「自分との対話」が実況中継されているような箇所もあって、おもしろい!




たまにイラストや切り抜きがあるのが、チャーミングです。
先ほど触れましたが、月経の開始日には月のマークを (横の数字はその周期)。
次の予定日と、その一週間前にあたる日も、
月のマークでそれぞれわかるようにしているそう。
月経は、女性のこころとからだに影響する大事なことだけに、
ちゃんと知っておきたいもの。これは、真似したい工夫です!



レモン党員さんの書き方は、とっても自由。
先のことを書くのが苦手なため、
「to do」欄は、ふつうに書くためのスペースとして使用しているそう。
「わたしノート」は、アファメーションだけでなく、
Twitterなどネットの世界で拾ったことばを書いたりもしています。

***

そしてこちらは、5月のウィークリー。










11月と比べると、書き込み方にリズムができてきて、
この手帖を「自分のものにしている」感じが、よく伝わってきますね。

「とつぜん縦に書いたり、貼り紙風にしてみたり、
石井ゆかりさんの週報を書き写したり。
形式は決めずに、とにかく書き出して
書いたらそれで終わり、ということにしています」
というレモン党員さん。
2013年版の手帖に掲載したコンシャスプラン「振り返る」にならって、
夜→昼→朝の流れで記録しているそうですが、
そうすることで、朝までぐっすり眠れるような気がする、と言います。
(シュタイナー哲学では、一日の終わりにこの流れで振り返りを行うと、内省的になり、記憶が消化されると言われています)

多くの人にとって、「書く」ということは、
そのことを忘れないために行うものですが、
レモン党員さんの場合は、
その場で「手放す」ためにしている行為なのかもしれません。

***

月末メモは「わたしノート」に書ききれないことや、
大きめの字で書きたいことがあるときに使っていたそうですが……。
こちら11月。




こちらは5月。



このページもまた、5月のほうが、よりフリーダムになっている気がします^^
書けば書くほど、解放されていく。
それがレモン党員さんにとっての、手帖のあり方のようです。

***

◎手帖を使って変わったこと

初代の2012年版の『あたらしい自分になる手帖』から
使ってくださっているレモン党員さん。

3年間で3冊使い続ける間に、
職場が変わり、人間関係が変わり、付き合い続けてきたパートナーと離れ、
自分の顔つきが変わり、職業まで変わるという、
大きな変化を体験されました。

「『着ぐるみ』を脱ぎながら走る、その伴走をしてくれたもののひとつが、歴代の「あた手」です。
わたしは高校生の頃からずっと日記をつけていたのですが、「あた手」を使い始めてからは、過去を振り返るためのものは、自分にとってはもう、残さなくてもいいものなんじゃないかと感じるようになりました。この手帖も、書いたものをぼんやり眺めることはあっても、じっくり読み返すことはありません。
大きな変化はありましたが、その波と狭間の出来事を、もう遠い昔のことのように感じたり、そういえばそんなことあったっけなーと思うくらい、忘れてしまうようになりました。
記憶を消化している感じ、でしょうか。ただ淡くなっていく、気がついたら楽になっている、というか」

この2014年版の手帖を使い始めてからの半年にも、
レモン党員さんの変化は続いています。

◯これまで未経験の仕事をはじめた。
◯それまでは残業の多い仕事だったのが、17時に仕事を終えて、明るいうちに帰宅できるようになった。
◯(ふすまを隔てたとなりの部屋へ)引っ越した。
◯顔つきが変わった、女性らしくなったと言われるようになった。
◯少しふっくらした。…etc.

そういった変化を、あるがまま受け入れて、走り続ける。
その姿勢が、あのウィークリーカレンダーにも反映されているような気がします。
少し長くなりますが、最後にレモン党員さんの言葉を引用して、
今日のレポートは終了したいと思います。

「はじめて『あた手』(2012年版)を使っていた頃は、『この手帖にはいいことしか書かない!』と思って使っていましたが、いまは、いいもわるいもない、そうとしか書きようがない、という感じです。
この半年の間、とくに冬のおわりから春にかけて、どういうわけか調子がわるく(からだは元気)、泣いてばかりいる時期があったのですが、そんなときでも『なにかいいこと』や、何かしら書くことはありました。また、あらためて見返してみると、ああそうか、ここにつながってたのか、とヒントを得たりすることもありました。この手帖が、ずっと私の傍を走ってくれていたのです。
先日、ご縁があってセッションをしてくださった方に教わったのですが、わたしはいま、これまでの(もっというと過去世からの)やりかた、生き方と決別するときにいるらしく、そう考えると、この半年の自分の変化は必然だったのかと、納得できたりもして。
いままでのことを捨てない、なかったことにしない、持ったまますすむ。それがいまの自分の必然なのだとしたら、その答え合わせをするものだったり、伴走(伴奏、かも?)者だったりするのが、この手帖なのだと思います」



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