服部みれいさんインタビュー「数秘術」 | あたらしい自分になる手帖ブログ

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浄化のガイドブックとして大好評のエッセイが手帖に


いよいよ秋も深まって来ましたね。
先日の日曜(10月21日)、テルメギャラリーで行われている
イラストレータの平松モモコさんの展示"PEACH NECTAR"に行ってきました。

テルメギャラリー
http://www.thermegallery.com/index.html



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平松モモコさんは、『あたらしい自分になる手帖』の
基となった『あたらしい自分になる本』のイラストを描いてくださった方で、
去年は手帖のレポートにもご協力いただきました★

突撃★手帖レポート2 平松モモコさん編
http://ameblo.jp/selfcleaningdiary/entry-11091929955.html

とってもキュートで、女の子ならではの世界。
"PEACH NECTAR"は、10月28日(日)までです。
お時間のある方は、ぜひ!

さて、今週も、服部みれいさんインタビューの続きです。
いよいよ新コンテンツのお話です。

***



◎数秘術を入れた理由

編集N 今回、いろいろ新コンテンツを入れましたが、その一つが数秘術。

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服部 数秘術はマーマーマガジンの16号で特集して、すごく反響がよくて。わたし自身、数秘術で自分の誕生数を知ることで、とっても楽になったんです。

編集N わたしもすっかりはまってしまいました~。ギリシャの数学者・ピタゴラスの法則がもとになっているんですよね。

服部 くわしくは、わたしもよく参考にしている『魂の目的 ソウルナビゲーション』(ダン・ミルマン=著 徳間書店=刊)をぜひ読んでいただきたいんですが、生年月日から誕生数という数を割り出して、そこから自分がどういう人物なのかといったことや、自分の周期を割り出すことができるんです。

編集N 周期とは、バイオリズムのことですね。

服部 そう、数秘術では、9年サイクルで運気がめぐると考えていて、その何年目かによって、自分の課題が変わってくるんです。2013年版の手帖では、自分の周期を計算する方法を紹介しています。

編集N p18~19には、2012年と2013年の周期を書く欄もつくりましたね。

服部 「今年は4なんだな。だから基礎固めをしっかりするといいな」とか、そういうことをご自身で意識してほしいんですよね。

編集N 自分の今年の戦略を立てるってことですね。

服部 はい。わたしの経験上の話ですけど、たとえば「2」の年には、こう、忍耐を求められるというか、大変だなと感じることが起きやすい気がします(注:2の年は、自分の限界を見出す年)。でも、それを覚悟できていれば、その年は外に出ようとは思わず、静かに通信教育を受けて勉強するとか、対策を立てられるわけです。

編集N 心の準備ができるんですね。

服部 植物の種をまく。種が大きくなって芽が出る。花が咲く。実ができてそれを収穫する……というのが繰り返されるのと一緒で、自分の人生もやっぱり種まきの時期とか、土に埋まってる時期とか、芽が出る時期とかがあって、それが数秘術の周期に相当するんです。その周期に逆らって、まだ土の中にいる時期なのに「外に出たい。花よ咲け咲け」と思っていても、つらいわけですよ。

編集N 焦ってもしょうがない、と。

服部 「自分は2年目だから静かに努力しよう」とか、「8年目だから収穫しよう。豊かさをたのしもう」とか、「9年目で終わりを迎えるから、今までのものを全部整理しよう」とか、そういうふうに自分で意識してほしいんですよね。そのために数秘術を活用してほしい。

編集N 自分のバイオリズムを知って、その波に乗るということですね。

服部 より深くそのリズムを知りたい人は、自分が生まれた年から全部の周期を割り出して、年表をつくるのがおすすめです。例えば5年目にはどういうことが起こることが多かったかとか、8年目はどうだったかとか、自分でバイオリズムを見るんです。そうすると、よりいっそう理解できると思います。わたし自身も実際そうやって運気を見ています。

編集N 確かに、いつでもがんばればうまくいくわけではなく、その時々の運ってある気がします……。

服部 ただ大事なことは、ネガティブにならずに「今、自分はどういうことができるだろうか」とか、「こういうことをするといい時期だな」とか、対策を立てることなんです。どの時期においても、いい/悪いなんて、ないんですよ。

編集N 確かに、12月のエッセイにも書かれていらっしゃいましたが、「うまくいっていないときが悪いわけじゃない」ということですね。

服部 そうそう。うまくいっているときが、本当はヤバイのかもしれないし。逆に会社を辞めて落ち込んでいるような状況であっても、実は次のいい仕事を見つけるチャンスなのかもしれなくて。だから、あまり表面的にジャッジしないで、自分の人生を観察してほしいです。

編集N 右往左往しない、と。

服部 はい。「今はこういう時期なんだ」って受け入れることは、自分の人生に対して積極的に生かせると思いますよ。



◎数秘術とのつきあいかた

編集N 正直に言いますと、最初に服部さんから数秘術の話を聞いたとき、「占いとかおまじないに凝っているの?」みたいに思ってしまったんです。

服部 まあ、そういうのも好きなんですけどね(笑)

編集N でも、自分のことをより理解するためなんだと思ったら、すんなり受け入れられるようになりました。

服部 そうですね。自分で試してみると、単純な占いという以上のものだと納得いくと思います。でも、こんなの怪しくていやだっていう人は必要ないですし。

編集N そ、そうなんですか?

服部 別に数秘術を知らなくたって、よりよく生きている人はいっぱいいます。去年、この手帖のインタビューで、自分が車だとして、そのハンドルを握るのは自分自身でなくてはいけない、という話をしたのを覚えていますか?

編集N はい、ハンドルを他の人とか社会に握らせないことが大事だ、とおっしゃっていました。

服部 その例えで言うと、車のハンドルを数秘術にもたせてはいけないですよね。

編集N そうか! そうですね……。

服部 運転するのはあくまで自分。数秘術は道路標識みたいなものだと想像するとよいかも、ですね。

編集N 迷わないように、事故に遭わないように見るんですね。

服部 ちらっと見て、「南のほうへ行こう」とか「北のほうへ行こう」と決める、道しるべです。

編集N あの青い看板ですね、「新宿 5km」とか、書いてある。

服部 そうそう。あれが数秘術です。それにがんじがらめになって「今年は4年目だから何がなんでもこうしなければいけない」みたいなのは窮屈だから、たのしくないんじゃないかな、と思います。

編集N たしかに、がんじがらめになっている人ほど目先のことにとわれやすいかも。

服部 あくまでもヒントなので。とらわれすぎないのも大事だと思うんです。

編集N やっぱり「主人公はわたし」というお話ですね。

服部 ちなみに、ある一説によると、12月とか年の後半に誕生日がある人は、その周辺から運気が切り替わると思っていたほうがいいみたいなんです。

編集N 例えば、わたしの2013年の周期が7年目だったとしても、わたしの誕生日が12月だとしたら……

服部 7年目に切り替わるのは、2013年の12月近辺から、となります。

編集N そうなると、2013年はほぼ6年目と思っていたほうがいいですね。

服部 そう、誕生日を起点に考えたほうがいいそうです。実際、自分の周期を振り返っても、そうだな、と思いますね。


***

いかがでしたでしょうか。
もちろん、服部さんの言っていたとおり、
数秘術にとらわれすぎるのも考えものですが、
違う角度から、自分のことを見つめるためのきっかけとして
試してみるのも、おもしろいのでは、と思います。

また、家族や友達などまわりの人を
理解するためのヒントとしてもおすすめです。

なお、「ハンドルを握るのは自分自身」というテーマについては
去年のブログで、とっても濃いトークをしましたので、
ぜひ、こちらも読んでみてください。

服部みれいさんインタビュー「まとめ」
http://ameblo.jp/selfcleaningdiary/entry-11075195842.html



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