看護師として働いていて思うこと。
病気はなぜあるのか?
病気が悪いとか、病気が怖いとか、とにかく一般的にはマイナスイメージしかないし私もそう思っていた。
高校2年生(17歳)の頃アトピー性皮膚炎になった時、原因がわからずとても苦労した。痒くて眠れない、おしゃれをしたい青春時代を過ごした。
皮膚科はもちろん、漢方薬も試したし、知人から肌に良いクリームがあるからと紹介してもらい使った(確かニュースキン社のもの)。
看護学校時代も肘関節、瞼、鼻の下が時期によっては痒くなっていた。化粧は殆ど出来ず、化粧の方法が分からず。
社会人(21歳)になると手洗いの頻度が増え、プラスチック手袋(タルクの着いたもの)、使い捨て手袋、夜勤勤務などのストレスがあった。
隣の県の有名な皮膚科に行ったり、友人の誘いで美顔器を使ったりもしたが22歳頃にはステロイドの飲み薬、ステロイド入りの軟膏でどうにか症状を抑えている現状になっていた。皮膚の炎症が酷く皮膚の色素沈着も目立つようになった。このままの治療で良いのか?と疑問が湧いてきた。
どうして、こんなことになったのか自分に自信が無くなり、そんな自分が嫌だった。
でも、
原因をとことん調べて、自分の身体に今、起こっていることはどういう状態かを考えるようになった。
ちょうど友人からマクロビオティックの料理教室に誘われて、更に考える機会が出来、知らない情報が沢山あり刺激となった。
そして、アトピー性皮膚炎は
慢性炎症→自己免疫の暴走→外的刺激、腸内環境の乱れ、ストレス→生活習慣に原因?ということがわかった。
そこで、できることから取り組み始めた。
・コンビニ食を極力やめる(夜勤には必ずコンビニおにぎり、インスタントのスープ、ペットボトルの飲みものを食べたり飲んだりしていた。)
・調味料の変更(偽物から本物へ)
徐々に
・緩い玄米菜食
・日用品をノーアニマルテスティングマークのものに変更
薬を辞めるタイミングで
・アロマオイル、天然素材のクリームの使用
・ハーブティーの飲用
を取り組んでいく中で、好転反応(皮膚状態の悪化、化学的な物質に対して吐き気や頭痛)があったが取り組み始めて半年で、状態が改善してきたのを実感、3年経つと全くアトピー性皮膚炎であったことがわからない状態になり現在(43歳)に至る。
西洋医学に関する知識は看護学校である程度勉強したし、私自身絶対的信頼を持っていた。
が、
アトピー性皮膚炎が悪化し治療しても良くならない現状から、視野を広げるキッカケとなった。
①因果の法則(原因があって結果がある)
②ホメオスタシス(身体のバランスを保つ働き)
③免疫の力(不快であっても身体の正常な反応)
④医食同源(身体は食べたもので、出来ている)
⑤便利のカラクリ(人体に影響のある化学薬品)
これらの事が、今でも私の考え方の基本となっている。
そして、病気は身体からの何かしらのサインであり、実際病気から学ぶ事が沢山あった。
幸い今まで通院するほどの大きな病気は無く、たまに風邪をひく程度。
このことは、
身体は何かのサインを出していて、例えば未病の状態でよくある冷え性、頭痛など対処療法(西洋医学的考え方では薬)はあるけれど、ここでなぜその状態が起きているのかを考える事が癖になっていて、改善出来ているからだと思う。
医療が成り立っているのは、病気の人がいるからだが(西洋医学を全否定している訳では無く、救急などの対応は必要)、病気が長引く事、死ぬまで永遠に薬を使う事は本当に良いのかと疑問がある。
ましてや、自分の身体の事を医師(先生)にお任せにする事も自分を生きていないとさえ感じてしまう事がある。
専門家に聞かないとわからないことは沢山あると思うが、、、、「お任せする人生を選んで今世生まれてきたのだ」と言われればその選択肢もあるが、私は自分と向き合って生きたい。自分の日々の身体を感じて、違いに気づける事、何か対処する方法や考え方が分かる様になりたいし、試してケアして行きたい。
そして、生き物には個体差がありエビデンスが最重要であるという考え方より、その人の実感が大事と考える。この積み重ねが私の理想とする生きることに繋がると感じている。
そんな私と似た感性の方がいるのであれば、このブログを通じて情報のアウトプット(私の考察日記と言う名の情報発信)をしていきたいと改めて決めた日でした。
セルフ(自分で)
ケア(身体の変化に気づき対処する)
ラボ(実験マインドで楽しく取り組む)