ある先生から聞いた話です。
これは、ある小学生の話です。
その日は、そのクラスでは、採点されたテストの結果を返してもらう日だったそうです。
ある男の子が、
「お前、ぶっ殺す!!」
と言ったそうです。
それを聞いて、そのクラスの担任の先生は、すぐに注意をしなかったそうです。
そんな言葉を使う小学生も、良くないですし、それを注意しない先生も良くない
普通に考えたら、そう思われると思います。
しかし、その担任の先生は、
「お前、ぶっ殺す!!」
と言った小学生にしっかりと寄り添ったそうです。
「そうか、殺したいと思ったんだぁ」
と、否定も肯定もせず、フラットな意識で、話を聞いたそうです。
その小学生の話を聞き、
「お前、ぶっ殺す!!」
と言った子の背景が分かったそうです。
その子は、テストの日まで、しっかり勉強したそうです。
母親も忙しい中、その子のために、丁寧に勉強を教えてくれたそうです。
そんな母のために、一生懸命勉強し、ついに100点を取ることができたのです。
うれしかったと思います。
しかし、そのテストの結果が配布されたあと、クラスメイトからこんなことを言われたのです。
何を言われたかと言うと、
「こいつ、カンニングした!」
それに憤慨し、そんなことを言われたその子は、
「お前、ぶっ殺す!」
と言う言葉が出てきたのです。
母親が忙しい中、勉強を教えてくれて、頑張って勉強して、やっと100点が取れたのに、そんなことを言われたのです。
もちろんその子は、不正をしていなかったそうです。
「こいつ、カンニングした!」
と言った子も、ひがみ混じりで、冗談半分だった模様です。
母親に対する愛が、怒りという形になって表出したのです。
「ぶっ殺す!」
という言い方は、良い悪いという視点で見ると、良くはないと思います。
しかし、そのような言葉が思わず出てしまった背景も理解できると思います。
その担任の先生は、
「ぶっ殺す!」
と言う言葉を聞いて、すぐに注意をしていたら、その子の背景まで理解することはできなかったと思います。
常識では、絶対にNGという言葉ですが、相手に寄り添うことで、その子の母に対する愛を理解することができました。
あなたも、相手に寄り添っていますか?
いきなり、そんなことを言われても、難しいかもしれません。
まずは、何か反応してしまう言葉があったら、そのままその言葉を受け入れず、良い悪いなく、背景を聞く、想像することからやって見るといいかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
