副都心線が、6/14に開通する。


これによって、東京メトロでも池袋-渋谷間がつながることになる。



このことで、何が変わるのか。



「商圏」


これが変わる。



副都心線は有楽町線を通じて東武東上線と乗り入れる。


逆側では、2012年から東急東横と乗り入れが始まる。



これまでは、東武東上線あるいは西武池袋線沿線の人たちが

百貨店で買い物をしたいときは、池袋で買っていた。


京王線、小田急線、西武新宿線などを使っていた人たちは新宿。


東急は渋谷。


この様に商圏が分かれていた。



池袋では池袋近辺の百貨店同士の争い。

同様に、新宿は新宿近辺。渋谷は渋谷近辺の争いだった。



しかし、副都心線ができることで(特に乗り入れてる路線の利用者は)

池袋だけでなく新宿、渋谷も利用するようになる。

同様なことはもちろん新宿利用者、渋谷利用者でも起こる。


つまり、これまで池袋、新宿、渋谷と3つの商圏に分かれていたのが、

1つの商圏に変わるのだ。



競争環境ががらりと変わる。


特に新宿地区はさらに熾烈な争いとなるだろう。

当然、差別化はこれまでしてきているが、新宿でOnly Oneなだけでなく、

3つの商圏でOnly Oneであることが求められる。



優勝劣敗。

それができない百貨店は淘汰されていくだろう。




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