マイクロファイナンス、あるいはマイクロクレジットって聞いたことある?


「マイクロクレジット(Microcredit)とは失業者や十分な資金のない起業家、

または貧困状態にあり融資可能ではない(銀行からの融資を受けられない)

人々を対象とする非常に小額の融資である。これらの人々は担保となる

ものや安定的な雇用、検証可能な信用情報を持たず、通常のクレジットを

利用するための最低条件にさえ達しない。マイクロクレジットは貧しい人々への

金融サービスであるマイクロファイナンスの一種である。マイクロファイナンスには

貸し付け以外にも、貯蓄や少額保険などの画期的な金融サービスがある。


マイクロクレジットは開発途上国で生まれた画期的な仕組みで、貧窮の

どん底にある人々(ほとんどは女性)が個人事業に従事し、収入を得て、

そして多くの場合、貧困を脱することを可能にさせ、成功を収めている。」

(Wikipediaより)


これを行ったグラミン銀行とその創設者であるムハマド・ユヌスはノーベル平和賞を

受賞したよね。



今、アメリカでは融資をネットで個々人が行えるようになっている。

それが、KIVA(kiva.org : http://www.kiva.org/ )

具体的にはアフリカで資金需要のある起業家と、彼らに無利子の

ローンを提供してもいいという個人とのマッチングを行っている。


貸し手のお金は100%起業家に貸し出されるから、手数料ゼロ。

その代わり、Kivaは若干の利子を付けて起業家に貸し出し、その利息

収入(と寄付)で運営しようと試みている。貸し手からすると透明感があるよね。

日本の寄付の最大の問題点は不透明すぎることだと思っている。

だから、donationの文化が根付かないんだと思う。

利息が付くわけではなく、貸し倒れのリスクだってある。でも寄付ではなくローン。



こういったシステムができる背景には、アメリカなどの社会には成功した人はもちろん、

一般の人々の間にも「社会に還元する」という考え方が根付いているからだと思う。

日本は、稼いだ分は全部自分のものだと思っている人ばかりだよね。

寂しい考え方だと思う。


日本版KIVAのような仕組みはできるのだろうか。








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