昨日の朝、アメリカのバージニア工科大学で銃乱射事件が
発生し、多数の死者が発生しているというニュースを見た。
またかという思いだった。こういう事件が起きると数年前に
起こったコロンバイン高校での事件を思い出す人も多いだろう。
アメリカは銃社会なので、この様な事件が起こりやすいのかな、
いずれ日本でもこういう事件が起こってくるんだろうか、そういう
ことを考えながら出社した。
帰宅後テレビを見ていると長崎市長が銃撃されたとのニュースが。
いずれと思っていたのにまさか当日に起こるとは思って
いなかったのでびっくりした。そして、ニュースで2発撃たれたと
言っていたので正直助からないだろうなと思った。
銃撃は、"one shot one kill"(一発で相手を仕留める)がすごいと
言われるが、実は2発撃つことで殺傷率を飛躍的に高めると
言われている。そのため、確実に相手を殺そうと思った場合、
2回引き金を引くといいらしい。もちろん、引きたくもないし、
引かれたくもないが。
今朝起きてみると、予想通りだが、残念なことに長崎市長は
亡くなった。ニュースによると心臓を傷つけていたらしく、一度も
意識を取り戻すことがなかったということだ。
容疑者は確保されているのでこれから徐々に全容が解明されて
いくだろう。とはいえ、恐らく自分勝手な理由でしかないのだろうが。
一方、アメリカの銃撃事件は韓国からの留学生が起こしたことが
判明した。(昨日の段階では中国人らしいとされていたが)
こちらの事件は、容疑者が自殺してしまったので全容解明が
難しいと思う。アメリカの場合、容疑者は現場で自殺あるいは
警官によって射殺されるため解明しないことが多い。
うやむやになってしまうことが銃社会からの脱却の足かせの
1つになっている気がする。最大の足かせはそんなことではなく
全米ライフル協会の存在であるが。この協会の影響力は
巨大で政治に対する影響力も強いので議員でも銃禁止と
言えない状況がずっと続いている。それでも、強固に反対と
いい続けた場合、、、消される可能性すらあるわけなので。
韓国人の犯行ということが判明したが、これから心配しなくては
いけないのは、まったく関係がないのに韓国人というだけで
暴力にあったり嫌がらせされたりすることが起こりうること
だろう。アメリカ人のやりきれない思いが彼らに向かわないことを
願う。更に言えば、嫌がらせや暴力を振るう本人は韓国人を
狙っているつもりがそうではないことも起こる可能性がある。
つまり、アジア人は見分けがつかないからだ。自分自身の
海外生活での体験からすれば、日本人の目からは中国人と
日本人はほとんど見分けることができる。まず間違えることは
少ない。だが、日本人と韓国人は本当に分かりにくい。近くで
言葉を聞いても「ん?どこかの方言か?」って瞬間的に
思ってしまうくらいだ。日本人の目から見てこうなので
アメリカ人にはさっぱりだろう。たぶん、中国人と韓国人と
日本人の違いなど分からないと思う。
というわけで、アメリカに住んでいる日本人や中国人も自分が
韓国人だから大丈夫だろうと思わず、しばらくは警戒した方が
いいと思う。
ただ、気になったことがある。
今朝のニュースで事件発生時に携帯のカメラで撮った映像が
流されていた。そこには、犯人が次々と発砲する音が入っていた。
犯人は22口径の拳銃を2丁持っていたとされているが、映像からは
ほぼ1秒間隔で10発以上発砲される音が入っていた。ということ
から銃はオートマチックだろう。これだけの短い間隔で撃ち
続けられるってことは銃を両手に持っていたのだろうか。
もし、両手に持っていたとするとどこかで訓練を受けていた
可能性があると思う。利き腕ではない方の腕で正確に撃つのは
かなりの練習が必要だと聞いたことがある。日本の警官、
アメリカの警官も右手撃ちが基本だ。(FBIは両方で撃てる
ように訓練している)
もし、訓練を受けていたとすると、一体いつからこの凶行を
思い描いていたのだろうか。
そして、彼にここまでしようと思わせた理由は一体なんだったんだろうか。
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