『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』、『女子大生会計士の事件簿』の
著者の新作。
この本は数字に強くなるのではなく、数字をうまく使うことを
覚えましょうということが書いてある。強くなるのではなく、
うまくなるという言葉は面白いと思った。
数字にはチカラがある。その数字のチカラを発揮するにはどうしたら
いいのか、言い換えると数字に語らせるにはどうすればいいのかが
全体にわたって書かれている。さらに、数字には使うべき数字と
禁じられた数字があることも書かれている。
正直なところ、グロービスの受講生ならアカウンティングの勉強の
ために読むような本ではない。
だが、数字にチカラを持たせる方法は相手と交渉したり説得する
ときには重要なことなはずなので読んでみてはいかがだろうか。
おそらく、1時間から1時間半ほどでさらっと読めてしまうだろう。
一番、なるほどと思ったのは「売上高利益率(純利益)が1%を
切った会社は粉飾の疑いがある」という点。
日興コーディアルもカネボウも粉飾した額は大きいが、売上高に
対する割合はそれくらいだったそうだ。
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