山田 真哉
食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』、『女子大生会計士の事件簿』の

著者の新作。

この本は数字に強くなるのではなく、数字をうまく使うことを

覚えましょうということが書いてある。強くなるのではなく、

うまくなるという言葉は面白いと思った。

数字にはチカラがある。その数字のチカラを発揮するにはどうしたら

いいのか、言い換えると数字に語らせるにはどうすればいいのかが

全体にわたって書かれている。さらに、数字には使うべき数字と

禁じられた数字があることも書かれている。


正直なところ、グロービスの受講生ならアカウンティングの勉強の

ために読むような本ではない。
だが、数字にチカラを持たせる方法は相手と交渉したり説得する

ときには重要なことなはずなので読んでみてはいかがだろうか。

おそらく、1時間から1時間半ほどでさらっと読めてしまうだろう。


一番、なるほどと思ったのは「売上高利益率(純利益)が1%を

切った会社は粉飾の疑いがある」という点。
日興コーディアルもカネボウも粉飾した額は大きいが、売上高に

対する割合はそれくらいだったそうだ。






★最後まで読んでくれてありがとうございます★
★クリックお願いします★
↓    ↓    ↓
>>人気Blogランキング