こんにちは。小島です。
金山君のエッセイ「グローバルを考える」は、金山君らしい緻密さ、基本への問い、温かさがあって、とても勉強になりますね。
鉄道の話は、僕も滋賀県の例を聞いたことがあります。数々の大商人を生んだ近江が、なぜ近代において京阪神の陰に隠れる都市になったのか…。
関東でも似たようなことがあったんですね。
僕はその時、単に物流や産業構造のことしか考えなかったのですが、金山君はそれを日本全体に一般化して推測しているのがすごいです。
皆さんもぜひコメントを書いてあげましょう。また、自分のオリジナルの意見をどんどんこの場やfacebookで発信していきましょう。
また、山辺さんのBCの案内メール、読みましたか?山辺さんらしく細やかで丁寧で、自分の素直な感想もまじえていて、また一味違った期待感を抱かせるいいメールでしたね。
先日のコメントにあった山辺さんの「精神的に顔が上がった」という言葉が印象的でした。
連絡係は地道で大切な仕事です。みんなのために新しい仕事を進んで引き受けてくれた仲間の思いに応え、今週からのBCも元気に明るく進めていきましょう。
さて、先週で皆さんを励まし、支え、姿で導いてくれた八期の先輩が卒業しました。
例年この時期は、自分の越し方と行く末を見つめ直すいい時期でもあります。
先輩たちの思いを引き継ぎ、来期のFUNがより一層盛り上がるよう、僕も力を尽くします。
また、こちらにも大変熱いメッセージが続々と書き込まれていますよ。
昨日はなんと、あの先輩が…!
読みましたか?
皆さんが卒業までここで何を目指すべきか、先輩の言葉からじわじわと感じ取られたのではないでしょうか。
卒業生の皆さん、お忙しい中、また地震や停電で様々な不便がある中、後輩たちのためを思ってメッセージを届けてくれ、ありがとうございます。
また、卒業生のほうでも現在、大月さんがFacebook上で連絡体制を整えようと奮闘してくれています。
今や80人を超えるネットワークになったので、管理・運営もなかなか大変で、一人でも多くの皆さんの協力が必要です。
これを見ている卒業生がいたら、facebookの「FUN卒業生ネットワーク」に大月さん、隈本さんに続いて近況やメッセージを書き込んで下さい。
「分かった…じゃ、後でやろう」
じゃなくて、今すぐ!
ありがとうございます。それでこそ卒業生。
さて今日は、一部で「まぢかよ?」と噂になっていた近現代史勉強会2011のご案内です。
~FUN近現代史勉強会2011(6年目)~
■日時 毎週水曜18:00-21:00
■会場 原則として「あいれふ」(法務局そば)
■会費 会場費100円
■対象 FUN部員・卒業生のみ
■申込 富田君、佐藤さんまでどうぞ。
※今年から事前の文献コピーは行いません。今年の今年の課題文献は、
◎Japanese Samurai Code ~Classical Strategies for Success
◎「選集・倫理御進講草案』(杉浦重剛)
です。(早めに注文しておきましょう。)
回 日付 内容 学生講義
1.4月6日 ガイダンス(意義、目的、進め方などの連絡)
第一章 中世に生まれ近現代を築いた日本的職業観を英語で学ぶ
2.4月13日 Preface
3.4月20日 1.The Power of the Samurai Culture
4.4月27日 2.The Spirit That Motivates the Japanese
5.5月4日 3.Zen in the Japanese Mindset
6.5月11日 4.The Metaphysical~ 5.Power of the Right Mental Attitude
7.5月18日 6.The Emotional Foundation~ 7.The Indulgent-Love Way
8.5月25日 8-12.The Forward Looking Attitude
9.6月1日 13-17.The Power of Kata
10.6月8日 18-20.Using the Power of Ki
11.6月15日 21-24.The Samurai Work Ethic
12.6月22日 25-30.Looking for "True Hearts"
13.6月29日 31-37.Programming the Body
14.7月6日 38-42.Adjusting to Change
15.7月16日 43-46.The Nihonteki Factor
16.7月20日 47-53.The Aesthetic Factor
17.7月27日 54-59.Summing Up
第二章 現代日本を決定した外交文書を原文で読み深める
18.8月3日 Imperial Rescript http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19450814.O1E.html
19.8月10日 US-Japan Security Treaty http://www.mofa.go.jp/region/n-america/us/q&a/ref/1.html
20.8月17日 (ここから第26回まではアジア訪問の日程が決まってから報告します。)
21.8月24日
22.8月31日
23.9月7日
24.9月14日
25.9月21日
26.9月28日
第三章 帝王の教科書『倫理御進講草案』を通じて日本の本質に迫る
27.10月5日 一、三種の神器 二、日章旗 三、国
28.10月12日 四、兵 五、神社 六、米
29.10月19日 七、刀 八、時計 九、水
30.10月26日 一○、富士山 一一、鏡 一二、納諫
31.11月2日 一三、大量 一四、敬神 一五、明智 一六、崇倹
32.11月9日 一七、尚武 一八、櫻花 一九、仁愛 二○、公平
33.11月16日 二一、正直 二二、改過 二三、操守 二四、犠牲
34.11月23日 二五、正義 二六、高趣 二七、清廉 二八、明月
35.11月30日 二九、賞罰 三○、蒔かぬ種は生えぬ 三一、上杉謙信 三二、任賢
36.12月7日 三三、決断 三四、赤穂義士 三五、取長補短 三六、謹慎
37.12月14日 三七、恤民 三八、徳川光圀 三九、春 四○、遠慮近慮
38.12月21日 四一、転禍為福 四二、上和下睦 四三、化行即善者勧 四四、山水
39.1月11日 四五、夏 四六、秋 四七、菊 四八、動則思禮
40.1月18日 四九、五條御誓文 五○、詩歌 五一、コロンブス 五二、傲不可長欲不可従
41.1月25日 五三、絵画 五四、大義名分 五五、和魂漢才
42.2月1日 五六、關雎 五七、ルーソー 五八、傳教 弘法 親鸞 日蓮
43.2月8日 教育勅語 朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ德ヲ樹ツルコト深厚ナリ我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス
44.2月15日 教育勅語 爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ
45.2月22日 學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ德器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々服膺シテ咸其德ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ
第四章 一年の学びを終えた感動と気付きを仲間と分かち合う
46.2月29日 近現代2011プレゼン大会 ①英語スピーチ
47.3月7日 近現代2011プレゼン大会 ②日本語スピーチ
【今年はここが面白い!】
①今年は前半が全て英語の文献です。
②中盤は英語の外交文書です。
③後半は400ページ全て「旧字体」の古典です。
④つまり、現代文を読む回は一度もありません。
学生時代に語学をさぼれば、社会人になって再度勉強する時、想像以上に時間と労力を消耗します。
今、皆さんの大学のクラスで、教授が、
「前期の教科書は英語の論文で邦訳、音声なしだ。毎週の発表は英語でレジュメを作るものとする。遅刻・欠席・手抜きは認めない」
と言ったら、例えばクラスが50人いるとして、何人が0.1秒で
「よっしゃ!」
と笑顔になりそうですか?
45人以上が「え~っ」と言うでしょう。
つまり、これまでの人生で、自信や勇気が湧く本物の勉強は一分たりともしてこなかった、ということです。
勉強の本当の成果は未知への挑戦の意欲、それをやり抜く自信、不確実性の中に自分を打ち立てる勇気です。
それを手に入れるのが今期の近現代です。
。
僕は海外勤務に加え、40回近く海外に旅行したことがあるので分かります。
はっきり言って、今期の近現代をやり抜けば、留学経験者よりもずっと英語がうまくなります。
留学経験者も、発音はうまく会話には慣れている「ように見えます」が、問いは支離滅裂、話の深みはゼロ、文法や論理の整合性はお粗末…という日本人はたくさんいます。
思想がなければ、伝えずにはいられない思いがなければ、国語同様、外国語も決して伸びません。
留学先は外国より先に歴史であるべきです。
では、皆さんどうぞお楽しみに。
金山君のエッセイ「グローバルを考える」は、金山君らしい緻密さ、基本への問い、温かさがあって、とても勉強になりますね。
鉄道の話は、僕も滋賀県の例を聞いたことがあります。数々の大商人を生んだ近江が、なぜ近代において京阪神の陰に隠れる都市になったのか…。
関東でも似たようなことがあったんですね。
僕はその時、単に物流や産業構造のことしか考えなかったのですが、金山君はそれを日本全体に一般化して推測しているのがすごいです。
皆さんもぜひコメントを書いてあげましょう。また、自分のオリジナルの意見をどんどんこの場やfacebookで発信していきましょう。
また、山辺さんのBCの案内メール、読みましたか?山辺さんらしく細やかで丁寧で、自分の素直な感想もまじえていて、また一味違った期待感を抱かせるいいメールでしたね。
先日のコメントにあった山辺さんの「精神的に顔が上がった」という言葉が印象的でした。
連絡係は地道で大切な仕事です。みんなのために新しい仕事を進んで引き受けてくれた仲間の思いに応え、今週からのBCも元気に明るく進めていきましょう。
さて、先週で皆さんを励まし、支え、姿で導いてくれた八期の先輩が卒業しました。
例年この時期は、自分の越し方と行く末を見つめ直すいい時期でもあります。
先輩たちの思いを引き継ぎ、来期のFUNがより一層盛り上がるよう、僕も力を尽くします。
また、こちらにも大変熱いメッセージが続々と書き込まれていますよ。
昨日はなんと、あの先輩が…!
読みましたか?
皆さんが卒業までここで何を目指すべきか、先輩の言葉からじわじわと感じ取られたのではないでしょうか。
卒業生の皆さん、お忙しい中、また地震や停電で様々な不便がある中、後輩たちのためを思ってメッセージを届けてくれ、ありがとうございます。
また、卒業生のほうでも現在、大月さんがFacebook上で連絡体制を整えようと奮闘してくれています。
今や80人を超えるネットワークになったので、管理・運営もなかなか大変で、一人でも多くの皆さんの協力が必要です。
これを見ている卒業生がいたら、facebookの「FUN卒業生ネットワーク」に大月さん、隈本さんに続いて近況やメッセージを書き込んで下さい。
「分かった…じゃ、後でやろう」
じゃなくて、今すぐ!
ありがとうございます。それでこそ卒業生。
さて今日は、一部で「まぢかよ?」と噂になっていた近現代史勉強会2011のご案内です。
~FUN近現代史勉強会2011(6年目)~
■日時 毎週水曜18:00-21:00
■会場 原則として「あいれふ」(法務局そば)
■会費 会場費100円
■対象 FUN部員・卒業生のみ
■申込 富田君、佐藤さんまでどうぞ。
※今年から事前の文献コピーは行いません。今年の今年の課題文献は、
◎Japanese Samurai Code ~Classical Strategies for Success
◎「選集・倫理御進講草案』(杉浦重剛)
です。(早めに注文しておきましょう。)
回 日付 内容 学生講義
1.4月6日 ガイダンス(意義、目的、進め方などの連絡)
第一章 中世に生まれ近現代を築いた日本的職業観を英語で学ぶ
2.4月13日 Preface
3.4月20日 1.The Power of the Samurai Culture
4.4月27日 2.The Spirit That Motivates the Japanese
5.5月4日 3.Zen in the Japanese Mindset
6.5月11日 4.The Metaphysical~ 5.Power of the Right Mental Attitude
7.5月18日 6.The Emotional Foundation~ 7.The Indulgent-Love Way
8.5月25日 8-12.The Forward Looking Attitude
9.6月1日 13-17.The Power of Kata
10.6月8日 18-20.Using the Power of Ki
11.6月15日 21-24.The Samurai Work Ethic
12.6月22日 25-30.Looking for "True Hearts"
13.6月29日 31-37.Programming the Body
14.7月6日 38-42.Adjusting to Change
15.7月16日 43-46.The Nihonteki Factor
16.7月20日 47-53.The Aesthetic Factor
17.7月27日 54-59.Summing Up
第二章 現代日本を決定した外交文書を原文で読み深める
18.8月3日 Imperial Rescript http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/docs/19450814.O1E.html
19.8月10日 US-Japan Security Treaty http://www.mofa.go.jp/region/n-america/us/q&a/ref/1.html
20.8月17日 (ここから第26回まではアジア訪問の日程が決まってから報告します。)
21.8月24日
22.8月31日
23.9月7日
24.9月14日
25.9月21日
26.9月28日
第三章 帝王の教科書『倫理御進講草案』を通じて日本の本質に迫る
27.10月5日 一、三種の神器 二、日章旗 三、国
28.10月12日 四、兵 五、神社 六、米
29.10月19日 七、刀 八、時計 九、水
30.10月26日 一○、富士山 一一、鏡 一二、納諫
31.11月2日 一三、大量 一四、敬神 一五、明智 一六、崇倹
32.11月9日 一七、尚武 一八、櫻花 一九、仁愛 二○、公平
33.11月16日 二一、正直 二二、改過 二三、操守 二四、犠牲
34.11月23日 二五、正義 二六、高趣 二七、清廉 二八、明月
35.11月30日 二九、賞罰 三○、蒔かぬ種は生えぬ 三一、上杉謙信 三二、任賢
36.12月7日 三三、決断 三四、赤穂義士 三五、取長補短 三六、謹慎
37.12月14日 三七、恤民 三八、徳川光圀 三九、春 四○、遠慮近慮
38.12月21日 四一、転禍為福 四二、上和下睦 四三、化行即善者勧 四四、山水
39.1月11日 四五、夏 四六、秋 四七、菊 四八、動則思禮
40.1月18日 四九、五條御誓文 五○、詩歌 五一、コロンブス 五二、傲不可長欲不可従
41.1月25日 五三、絵画 五四、大義名分 五五、和魂漢才
42.2月1日 五六、關雎 五七、ルーソー 五八、傳教 弘法 親鸞 日蓮
43.2月8日 教育勅語 朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ德ヲ樹ツルコト深厚ナリ我カ臣民克ク忠ニ克ク孝ニ億兆心ヲ一ニシテ世世厥ノ美ヲ濟セルハ此レ我カ國體ノ精華ニシテ教育ノ淵源亦實ニ此ニ存ス
44.2月15日 教育勅語 爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ
45.2月22日 學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ德器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ是ノ如キハ獨リ朕カ忠良ノ臣民タルノミナラス又以テ爾祖先ノ遺風ヲ顯彰スルニ足ラン斯ノ道ハ實ニ我カ皇祖皇宗ノ遺訓ニシテ子孫臣民ノ倶ニ遵守スヘキ所之ヲ古今ニ通シテ謬ラス之ヲ中外ニ施シテ悖ラス朕爾臣民ト倶ニ拳々服膺シテ咸其德ヲ一ニセンコトヲ庶幾フ
第四章 一年の学びを終えた感動と気付きを仲間と分かち合う
46.2月29日 近現代2011プレゼン大会 ①英語スピーチ
47.3月7日 近現代2011プレゼン大会 ②日本語スピーチ
【今年はここが面白い!】
①今年は前半が全て英語の文献です。
②中盤は英語の外交文書です。
③後半は400ページ全て「旧字体」の古典です。
④つまり、現代文を読む回は一度もありません。
学生時代に語学をさぼれば、社会人になって再度勉強する時、想像以上に時間と労力を消耗します。
今、皆さんの大学のクラスで、教授が、
「前期の教科書は英語の論文で邦訳、音声なしだ。毎週の発表は英語でレジュメを作るものとする。遅刻・欠席・手抜きは認めない」
と言ったら、例えばクラスが50人いるとして、何人が0.1秒で
「よっしゃ!」
と笑顔になりそうですか?
45人以上が「え~っ」と言うでしょう。
つまり、これまでの人生で、自信や勇気が湧く本物の勉強は一分たりともしてこなかった、ということです。
勉強の本当の成果は未知への挑戦の意欲、それをやり抜く自信、不確実性の中に自分を打ち立てる勇気です。
それを手に入れるのが今期の近現代です。
。
僕は海外勤務に加え、40回近く海外に旅行したことがあるので分かります。
はっきり言って、今期の近現代をやり抜けば、留学経験者よりもずっと英語がうまくなります。
留学経験者も、発音はうまく会話には慣れている「ように見えます」が、問いは支離滅裂、話の深みはゼロ、文法や論理の整合性はお粗末…という日本人はたくさんいます。
思想がなければ、伝えずにはいられない思いがなければ、国語同様、外国語も決して伸びません。
留学先は外国より先に歴史であるべきです。
では、皆さんどうぞお楽しみに。