[3]本日の一首━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
とうとう8期生がご卒業されました
先輩方、ご卒業おめでとうございます
この1年間4年生としてFUNを引っ張ってくださり、本当にありがとうございました![]()
先輩方が残してくれた姿を胸に秘めながら、1、2、3年生一同力を合わせて9期をしっかり盛り上げていきたいと思います
先輩方もFUNでの活動の思い出を大事にしながら、社会人として自分の居場所でしっかり頑張っていってください![]()
今年のビジネスカフェも色々な作品を読んできましたね![]()
金持ち父さん、木のいのち木のこころ、大本営参謀の情報戦記、税をただす、みあとしたひてと振り返ってみれば、内容も幅広く、様々な多くの学びがありましたね![]()
BCは来年からも継続されますが、8期と共に学べるBCはもうないのだと思うと少し寂しくもありますが、きっと土曜の朝八時からカフェで本を読む習慣が離れず、社会人になってもBCをするのではないでしょうか?
本当に土曜日の朝8時からの時間が楽しかったですね~![]()
よっしゃ、来期も頑張るで![]()
それでは今年ラストのBCを振り返ってみましょう![]()
■今日の一首
「何事も 思うがままに ならざるが
なすべきとこに 我の道あり」
今回の章で僕達は、天皇の自制心に地震の話を絡めながら話を進めていきました
東北地方を襲った大地震をテレビやラジオで聞くにあたって、皆さんはどのような気持になるでしょうか?
同じ日本人が途方に暮れ、日本の国が傷ついている姿を見て、やり場のない何とも言えない気持ちが湧きあがってくることでしょう![]()
「何かをしたいけど何もできない。本来の自分の役割を果たすことしかできない」
僕達の班では、このやり場のない気持ちこそが日本をみそなわす役割を担った明治大帝が感じていた心境と似たものがあるのではないかと話していきました
明治大帝は、日露大戦などで自分の赤子である国民が戦没することを始めとして国民が何かに迷い、苦しむ姿に対して、どうしようもない気持ちになったことだと思います
しかし、明治大帝はそれで惑い、混乱することはありません
どんな時にも弱音ひとつ吐くことなく、常にあるべき姿で国民の中心にあり続けておられました
いかに辛くとも持ち場を離れることはなく、自分の果たすべき役目をひたすらに果たされていました![]()
そこには自分の感情に流されるのではなく、しっかりと自制している素晴らしきお姿があります
今回の大地震に際して、日本の光景を見た外国人が日本人を称賛するというニュースを耳にしました![]()
それは、被災地で国民が助け合い、譲り合う精神を忘れずに暮らしていることに対してです![]()
被災地で食糧をもらうためにきちんと行列を作っていること、信号のつかない交差点でクラクション一つならさずにお互いお辞儀をしながら運転していることなど「自分がきついのだから自分だけ助かればよい」などの気持ちはなく、きつい時だからこそ自制し、和を重んじ、助け合う姿があるそうです![]()
また、東京の節電でも各自の心掛けで予想を大きく上回るだけの電力を節約していたということでした
これぞ、他者との関係を重んじ、自分を制することができるこの精神日本の皇室を中心に日本に受け継がれている伝統的な精神と言えるのではないでしょうか![]()
先人が受け継いで、先人が守り抜いてきたこのような精神の根源が皇室にあることは言うまでもありませんね
自制せねばならないという気持ちより、せずにはいられないという気持ちなのだと思います
自制は他者や自分自身との関係の中に生じる自分の果たすべき役割をしっかり自覚してこそできるものだと思います![]()
「大きなことはできなくても、今自分にできることは何か?」
という問いとそれを成し遂げようとする中から生まれてくるものではないでしょうか![]()
いかなる状況にあろうと、特に辛い時ほど自分の責任を自覚して力を尽くしてやっていくことが必要です![]()
しっかりと自分が果たすべき役割を再確認して、頑張っていかねばなりませんね![]()
[4]編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は1年生の時から務めてきたBCの運営を終えるにあたっての心境の述べていきたいと思います![]()
まず、皆さん素晴らしいメッセージの数々をありがとうございました
温かい激励の言葉の数々に本当に感動しました
本当にありがとうございます![]()
そんなBCの運営を始めて多くの学びがありましたので、そのうちの少しをお伝えします![]()
①ブログ
毎週欠かさずに書いていたBCMも非常に勉強になりました![]()
こちらのブログは、FUNのブログの中で唯一一回も欠かさずに更新され続けていますね
次の代に引き継がれても書き続けられるのは素晴らしいことですし、歴代の先輩方の努力があってこそだと思います
昨年運営をしていた永井さんはいつもこのブログにものすごい思い入れを持っていました![]()
僕は一度へまをしでかして、BMCを次の週のBCまでに更新できないことがあった時、「お前、自分が何をしたかわかっとるや?」と一言言われてハッとさせられました![]()
僕と永井さんは「同じ仕事をしてるのに全く見え方が違っているんだな」と感じました
きっとブログ一つに対しても、真剣な心構えで臨めばFUNが盛り上がっていくという気持ちだったのだと思います
そして、最後の時も「BMCだけは誰に何と言われようがやりきった」とおっしゃっていました
この時、ただ自分がやるべきことを黙々やっていくことの大事さを学びましたし、自分の責任感のなさを痛感しました![]()
FUNで仕事はたくさんありますが、もちろん仕事に優劣などありません![]()
やることは何だっていいんです
やろうと思えばできることはたくさんあるんです![]()
メールひとつ、声掛けひとつ、自分がその仕事をどう捉えているか、そこにこそ人生観が出てくるのだと思います![]()
②一首
毎週作っていた一首も我ながら成長したものだと感じます
「最近上手くなってきたよね」などの皆さんの温かい声掛けは非常にうれしかったです![]()
始めは皆さんを盛り上げようと遊び心で始めたものでしたが、気がつけばはまってしまいました![]()
自分の心にある喜怒哀楽を31字に凝縮していく作業は難しかったのですが、非常に楽しい作業でした
そして、自分自身が歌を詠むにあたって、明治大帝の歌の美しさや裏に隠れた思いの深さをより強く感じることができました![]()
皆さんは喜怒哀楽を言葉として留めているでしょうか?
僕にとっての学びの結晶が一首として刻まれているため、ブログを振り返ればそれらを一瞬で感じることができることでしょう![]()
学んで終らせるのではなく、それを形に残して自分の帰れる場所にすることは非常に大事なことだと思います![]()
また、それが一首のように少ない文字数であればあるほど自分の感動はどこにあるのかと深く自分自身に問いかけ、考え直させられます
そして、言葉の美しさと言葉の難しさと直面する事ができます
日本人だから感じるのかもしれませんが、日本語って美しいなと感じます![]()
感動を形に残すことは難しいことかもしれませんが、絶対に実りあるものとなるため是非とも挑戦してみてはいかがでしょうか?
③同じ本を共有する仲間
BCの醍醐味はここにありと言えますね![]()
文献だけではなく、仲間の感想から深く考えさせられることも多くあります![]()
自分が読んできて考えもしなかったところを考えさせられたり、感じさせられたりすることは、一人で読書をしているとそうそうありません![]()
読書は一人で読むのも大事なことですが、仲間と読み合うことで得られるものは非常に大きかったです![]()
皆で読み深めることはBCに参加していなければ味わう事ができないことでした
また、仲間の感想に仲間の平素の頑張る姿を感じとることができました
自分の感動を共有できる仲間がすぐそばにいることは当たり前のようですが幸せなことだと思います
絶対に一人だったら共有する事はできませんし、共に感動してくれるとは限りませんからね![]()
次に本を開いた時に
「あの先輩がこんなこと言ってたな」
と振り返ることができるかもしれません![]()
次に会った時に
「堀参謀がさ~、ロバートキヨサキがさ~」
とBCならではの切り口から一瞬にして懐かしい会話をすることができるかもしれません![]()
BCが繋いでくれた絆がたくさんあることだと思います![]()
共に紡いだこの時間が熟成して、いつかの自分の人生を支える井戸となるはずです
皆さん、この1年最高の時間をありがとうございました![]()
以上、様々綴っていきましたが、来期からは羽田野さん、金山君、山辺さんで最高のBCを作ってくれるので楽しみにしましょう![]()
[5]BC朝の写真館
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さん、本当に申し訳ないです
写真を撮り忘れておりました。
本当にごめんなさい。もし、写真を撮っている方がいましたらアップお願いします
代わりに、次回読む本の写真を載せます
このシリーズはたくさんあるのですが、今回読むのはこれです♪
今、アマゾンで買うと震災などの影響で届くのが遅くなる可能性があるので注意してくださいね
[6] 今後の予定
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次回のBCは3月19日
新BC
「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」
ロバート・キヨサキ
(筑摩書房)
です

皆さん、本の準備をお早めに!!
