不安を感じてしまう
そういうことって誰でもありますよね
なかにはいつも不安を抱えていて苦しいというひともいるかも知れません。
東洋医学的には、
脾が弱ると「思い悩む」
腎が弱ると「恐れる=不安になる」
ということが考えられます。
逆にそういう思考が過ぎると、
腎や脾を痛めることにもつながってしまいます。
東洋医学を離れ、
一般的にはなんで不安になってしまうのでしょうか?
それは
答えの出ない問題を追求しているから
だと思っています。
眼の前におこっている問題を
頭の中でシミュレーションして、
その結果をケースごとにいくつも想定してしまうから
終わりがないし考えれば考えるほど苦しくなるのです。
ブレーンストーミングに使われるマインドマップみたいに
頭の中に次々と不安の物語が作られてしまうのでしょう。
アイディア出しにこういう思考が習慣になっているひとが不安になりやすいということではないと思いますが、
無意識に考えを追いかけがちなクセがないか、
一度立ち止まって自分を俯瞰することも大事だなと思います。
考えると不安は増します。
では不安はどうしたらなくせるかといえば、
乱暴な言い方になりますがその考えることを打ち切ることです。
違うことを考える
違う作業に没頭してみる
今いる環境を変える
環境を変えるといっても大したことせずとも、
ちょっと外出してみるとか
家の中なら部屋を変えるとか
そのうえで頭に違うことをさせるのが手っ取り早い方法だと思います。
心配事を打ち切って先送りにしたら、
解決せずに不安の解決が先延ばしになっちゃうじゃないか!
そう思う方もいるでしょうけど、
あまりにあれこれと考えを巡らせても不安なことは、
多分それ以上とりくんでも結論が出ないことなので、
放棄しちゃってOKなんだと思います。
心配事の92%は取り越し苦労だといいます。
思考を不安から開放し、
離れていると
もしかしたら時間の経過が解決してくれるのかもしれません。
自分もいろいろ不安におもったり心配しがちですが、
悩んでいたら、
「ヒマだから悩むんだよ!」
と痛いことを言われたことがありました。
不安を手放すって心配かもしれませんが、
あとになって振り返れば
あのまま握りしめていてもしょうがないことだったな
ということが大半です。
さて、
世間はお盆休みですね!
地震の心配(また心配だw)もあるかもしれませんが、
楽しんでお過ごしくださいね!