ゴルフ レーザー距離計 比較 2015-2016 その2 分類 | ゴルフの自習のブログ

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タイトル通り、ゴルフ上達のための、練習法、技術論、考え方などを自問自答します。

今回は、個別の機種のレポートの前に、どんなゴルフ用レーザー距離計が販売されているかを紹介したい。

ゴルフ用のレーザー距離計を分類するとしたら、次の3つに分けられるだろう。


1)携帯型高低差機能付タイプ

2)携帯型高低差機能無タイプ

3)大型タイプ

現在、ユーザーが多いのは、1)のタイプ。
片手に収まる携帯しやすいサイズで、高低差も計測できるモデル。

高低差がないコースでよくプレーする人(海外はこちらが多い)は、2)の携帯型高低差無タイプが、1)より割安。シンプルな操作や画面表示を好む人も多い。

3)は、両手で持つタイプで、写真でみるより、実物は大きく感じる。
例えば、ブッシュネルのピンシーカースローププロ1Mは、93㎜×129㎜×43㎜と、
携帯タイプのツアーV3の倍以上の体積。プレーしながら携帯するのは困難で、ドラコン競技の飛距離計測、コース測量など用途が限られるだろう。

PINSEEKER SLOPE TOUR V3 JOLT(距離+起伏バージョン)

PINSEEKER SLOPE PRO 1M(距離+起伏バージョン)

上が携帯型のツアーV3、下が大型のプロ1M。大きさの違いがわかる。(1Mを無理やり片手で持っているが・・・)

身近なもののに例えるのは難しいが、お弁当箱くらい?
あるいは、250ページの単行本を4冊重ねたくらい?
とにかく、ケースはさらに大きく携帯には不便なので一般ゴルファーにはお勧めしない。

迷うのは、高低差機能付にするか、高低差機能無にするかだが、
選択にあたって考慮すべき事項は

・予算(高低差機能付は高価格)
・よく行くゴルフ場が丘陵や山岳コースか、それとも平坦なコースか
・競技に使用するか(ごく一部の公式競技で直線距離のみのレーザー距離計の使用が認めれているが高低差機能付は公式競技使用不可)
・ブッシュネルについては、高低差有、無で価格差がほとんどないので高低差有が割安(ただし、ブッシュネルは勾配20度までと他メーカーより低スペック)

自分の周りでは、高低差機能付タイプのユーザーが多い。


では、各メーカーごとに1)~3)に分類すると、


1)携帯型高低差機能付タイプ

●ブッシュネル ピンシーカー

ピンシーカースロープツアーZ6ジョルト
ピンシーカースロープツアーV3ジョルト

●ニコン

COOLSHOT 40i
レーザー1000A S

●レーザーアキュラシー

PINPOINT 900
PINPOINT 600
8X-PRO


2)携帯型高低差機能無タイプ


●ブッシュネル ピンシーカー
ピンシーカーツアーZ6ジョルト
ピンシーカーツアーV3ジョルト

●ニコン
COOLSHOT 40
COOLSHOT 20
レーザー1200S

●レーザーアキュラシー
RF440PS-2

3)大型タイプ
●ブッシュネル ピンシーカー

ピンシーカースローププロ1M
ピンシーカーメダリスト
ピンシーカーEG

ニコンは大型タイプから撤退

レーザーアキュラシーは大型タイプなし。


この3つのブランドから選ぶのが無難だが、
この他にもいくつかのメーカーが販売しているので簡単にコメントしておく。

ケンコー
比較的古くからゴルフ用レーザー距離計を販売するが、ここ数年モデルチェンジせず、モデルを絞ってきている。まもなく撤退か。

ライカ
マニアに愛されるカメラメーカーが作るレーザー距離計。825ヤードまで計測が可能。
高低差無で実売8万円以上のせいか、身近にユーザーはいないので詳細は不明だが、カタログスペックを見るとサイズが携帯サイズにしては大きめであること、400ヤード以上は、誤差±2ヤードとスペック的にも主要メーカーに劣る。

ゴルフバディー
800m計測の高低差機能無モデルを26,000円台で販売。


ボイスキャディー
韓国ブランドのGPSナビメーカー。今年6月から先行販売開始。


ユピテル
ヘッドスピード測定器やGPSナビを販売するユピテルが今年からレーザーを販売開始。660ヤード測れるモデルのみ。


リュパード
アメリカではブッシュネルにつぐ、ブランドのようだが日本には正規代理店なく、保証面が心配。

ダイヤコーポレーション
ティーなどのゴルフ小物を扱うメーカー。中国ブランドのレーザー距離計に自社ブランドをつけて販売。

さらに、これ以外のゴルフ用レーザー距離計もネットでも散見されるが、基本的に、中国ブランドを個人または零細企業が海外通販サイトから
買って販売しているだけなので、品質、保証とも心配。簡単に壊れたりする粗悪品や、ニセモノも出回っているので、安いからと言って買うと損をすることに。

最近、販売を開始したメーカーも増えているが、やはり、実績、品質、保証等から、主要3ブランドがおススメ。