パター練習 | ゴルフの自習のブログ

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タイトル通り、ゴルフ上達のための、練習法、技術論、考え方などを自問自答します。

スコアアップに欠かせない、パターの上達。


以前にも、ロングパットや2mのパットについて書いた。


最近、すこしブレークスルーした感じがするので、あたらめて、今のパター練習について
書いておきたい。



一番、重視しているのが、1.5mのパター。


以前は、2mと書いたが、最近は、1.5mを繰り返す。



プロや上級者のパット成功率を大雑把に言うと、


1m = 90%以上
1.5m =70~80%
2m =50~60%
3m =30~40%


言葉に変えると、


1m = 入れて当たり前
1.5m = 外したくない
2m = 入れておきたい
3m = 入ったらラッキー


1mから、たった50cm遠ざかるだけで、難しくなる。
さらに、50cm離れると、もう約半分しか入らなくなる。


だから、2mのパターをたくさん練習していたのだが、どんなに頑張っても、
本番グリーンでは、約半分は外してしまう。

一方、1mのパットは、90%以上入れないといけないので、
メンタル強化にはいいが、多少ミスパットしても入ってしまうので
ストローク練習には向かない。


そこで、1.5mだ。
1.5mは、ストロークが良ければ、入る距離。
傾斜があると、少し難しくなるが、外したくない距離だ。
しかし、メンタル面で気を抜いたり、体に力が入ったり、
ストロークをミスしたりすると、簡単に外してしまう距離でもある。
2m以上のパットだと、入ると、「うまく打てた」となるが、
1.5mだと、入らないと、「何かミスした」となる。
ミスを見つけて、修正する。練習にピッタリな距離なのだ。



この1.5mの練習は、できるだけ毎日やる。
毎日というか、気が付いたらやる。
トイレに行くたびにパターマットの前を通ったらやる。
ただし、何十球も打たない。5球から10球。普段はほんの2,3分。たまに、10分くらいやる。
本番でもパターは、あまり連続して行わず、18回(ホール)に分けて、1、2回やるわけだから、
いつでもできるように、日常生活に組み込む。





練習グリーンでも、1.5mに約1/2の時間を割く。
パターマットと違い傾斜があるので、色々な角度から入れる。
1.5mの長さは、2歩分とか、パターの長さ(約80cm)×2-ワングリップとか、簡単な方法で
測れるようにしておく。


残り、1/2の時間は、パターマットではできない。ロング、ミドルパットに割く。
まずは、あまり、ラインを読まずに、直感を頼りに転がしてみる。
そして、早い、遅い、芽の強さなどを実感し、その後は、ラインをじっくり読んでから転がす。
なるべく、色々なパターンを狙う。
3球持つが、すべてのボールの距離を変えて狙う。
1球は15m、1球は12m、1球は7mみたいな感じで。
のぼり、くだり、スライス、フックは、順番に繰り返す。


最後に、1mを3球入れて終える。



以前、2mのパットを意識していたとき、アプローチも2mの半径に寄せることをイメージしてた。
いまは、1.5mの半径の円をイメージしている。
同じ円だが、考え方は大きく変わった。

2m半径の円 = 円内なら、ワンパットでいけるかも。
1.5m半径の円 = 円内なら よし、ワンパット確実。


1.5mのパットに自信が出ると、
1mは簡単。
2mは入る気がする
アプローチのターゲット意識が高まる
結果、スクランブル率(寄せワン率)が高まって、平均パターも約1弱(ラウンドあたり)減った。

などメリットを実感している。



2mと1.5m、たいして違わないように思うかもしれないが、実は、すごく違う。