みなさんこんにちは!

平野みゆきです。

 

12月に入って

エネルギーの流れが大きく変わっている

と体感されている方もいらっしゃると思います。

 

私も冬至に向けて最終調整!

周りを見渡してみると

まだまだ捨ててもいいなと思う

物が目につきます笑い泣き

 

今のうちから早めの大掃除!

一日一ヶ所!マイペースで・・・スター

勢い余って疲れすぎないようにしてます。

 

今日は自己紹介をさせていただきますニコニコ

 

 

【自己表現をする方法を「演技」で

学び私の人生は180度変わりました!】

 

 

幼少期

家の中で大人しく遊ぶよりも

外で男のこたちと野球をしたり

ザリガニとりに夢中になるような子供でした。

ある意味、落ち着きのない子だったかもしれません。

 

 

「自立心を育てる」という父の教育方針もあり、

小学一年生の時から懇意にしていた幼稚園の先生の実家、静岡のお寺さんに毎年夏休みの1週間あづけられました。

 

 

先生や同年代のお友達もいたので楽しかったのですが

さすがに6歳の子供にとって1週間も親元離れるのは

とても心細かったのを覚えています。

 

父からの手紙が届くとお墓の影で泣いていました。

 

 

同時期にお琴のお稽古にも通うようになって

大人しい自分を演じて子供ながらに周りの大人たちに好かれる努力をしていたのだと思います。

 

 

両親は放任主義で自由に好きなことをさせてくれましたし共働きだったので、弟たちの面倒を見ながら自分のことは自分でやるしっかりしたお姉ちゃんを頑張っていました。

 

 

そんな環境も手伝って

本当は寂しかったり甘えたりしたかった

本当は元気いっぱいはしゃぐのが好きな性格

だったのに…

いつも大人しくて物分かりのいい子になっていました

 

 

 

そうすることが子供の私にとって

唯一自分を守る方法になっていったのです。

周りの人に合わせ自分を抑えるように

なりました。

 

 

ですが本当はそんなに大人しい私ではないので

抑えていたエネルギーはツイストされて

興味のあることにはストイックに没頭する性格を

形成していきました。

 

 

鉄棒の逆上がりを練習するにも

できるまでやめないとか

友達とゲームをしても

真剣になりすぎて喧嘩になってしまうとか

なぜか気がつくと友達の輪から外れているのです。

 

 

何かおかしい。

仲間はずれにされることを恐れていい人になっている自分と興味のあることにはストイックに没頭していく自分と分裂しているような感覚があって、まだ子どもなのにいつも疲れていました。

 

 

 

 

そして人生の転機となるような事件を体験します。

 

高校3年生の文化祭のとき

演劇部の講演を目前に控え練習も佳境に入っていました。

けれどまだ用意しなければならない物・決めなければならない段取りなど一杯でした。

 

 

「なんでみんなそんなにのんびりしてられるんだろう?」

って思ってしまった私は

勝手に責任を背負ったかのように

早朝稽古をし放課後には小道具や衣裳を探しに遠方まで一人で飛び回っていました。

公演を成功させるためにできる限りのことをただ精一杯やっているつもりでした。

 

 

そんなある日、

部活のみんなに呼び出され「自分勝手な行動をしている」と非難中傷を受けることになります。

その場では平気な顔をしていましたが、

大ショックで3日3晩泣き明かしました

 

 

そのとき父に「おまえがわるい!」と諭されました。

みんなで一緒に作っていくのが部活動なのに

仲間を信頼せず私はすっかり個人プレーをしていたのです。

「みんなに任せるか、このまま最後までやり通すか?よく考えてごらん!」

父はそれ以上何も言いませんでした。

 

 

 公演を成功させるために、誰よりも人一倍頑張ってきたのになぜ文句を言われたのか、私が悪いと言われてしまったのか?考えさせられました。

 

 

結局みんなの意見を聞きながら最後までやり通すことに決めました。

 

 

 

そして舞台は成功!!!

私は責任を果たした思いでただただホッとするばかり

泣きながら抱き合って喜んでいる部員のみんなを

静かに無感動に眺めていました。

 

 

良かれと思ってやったことが非難中傷を受けた

この事件をきっかけに

全く自分を信じらなくなり、世の中のすべての

人が自分よりも偉い人に思えて、

無価値感・疎外感・無気力感を味わいました。

 

 

それからというもの…


信号が青になっても

右足から出たらいいのか左足から出たらいいのか?

食事もどれから箸をつけたらいいのやら?

自分の判断は間違ってるのではないだろうか?

 



どう生きていけばいいのか!!!

 

 

 

ふらふらとさまようような毎日を

過ごしていたそんなとき出会ったのが、

この「感情解放」をベースにした、

アメリカ発の演技メソッドです。

 

 

 

平野みゆきであることが苦しくなって

いた私は演技メソッドを学び

役を生きる力を借りることで、

鎧を一枚一枚脱ぎ捨てることが

できていきました。

 

 

大人の中で育った私は

常に周りの人の機嫌を損ねないよう気を使い

従順で大人しく言われたことはしっかりやって

ちゃんとした社会人であるよう

人には優しく親切で人の輪からはみ出さないよう

自分を抑え建前を大事にして害のない人です!って

顔をして、社会通念に合わせて自分を変える努力を

してきたのです。

 

 

 

そんな鎧を身に纏い自分を守る生き方をしてきて

知らない間にありのままの自分をすっかり置き去り

してきてしまっていたのです。

 

 

 

演技訓練で心と体を解放していくにつれ

気づいては手放し外側から一枚一枚

鎧を脱ぎ捨て

本来の自分のあるべき本質へと

還っていきました。

 

 

 

本来あるべき自分の姿が顔を出し、

あるとき、平野みゆきとして役を

生きることができていました。

役割と自分の心と体と言葉が

完全に一致したのです。

 

 

 

そして何とも言えない生きる実感、喜びが

あふれました。

演技メソッドが私を本来のあるべき姿に戻し、

持って生まれた能力を育ててくれたのです。

 

 

エゴイスティックで無気力なのは

本当の私ではありませんでした。

生きるだけで大変だとぼやいていた少女が

「人生は本当に楽しい」

と謳歌するようになりました。

 

私は芸術の世界に生きる道を見出しました。

 

 

それからは快進撃!

 

自信がなかった自分とは打って変わり、

いつでも私の才能を引き出すきっかけを

適切に与えてくださる先生から、

総勢150名のゼン・ヒラノ演技スタジオの

キャプテンに抜擢され女優としての活動と

クラスの生徒さんたちを取りまとめ率いて

きました。

 

 

30名のメンバーを率いて「ワンウーマンショウ」

を公演。NY公演「夕鶴」では好評を博しました。

 

 

角川学芸出版から

自身の訓練体験をもとに書き下ろした

「感情の解放」を出版。

 

 

勇気と自信、生きる力を与えてくれた

この演技メソッドを今度は私が

後に続く人たちへ、望む人々へ渡す番です。

 

 

 

 

俳優修行始めたその初日に「なぜ俳優になりたいのか?」「俳優の使命・演劇の使命は何だと思うか?」

と質問されて答えられませんでした。

 

 

2021年

今、世界規模で新しい時代へ移行しているこの時に

私の中で一つの答えが見つかりました。

 

 

 

スピリットの世界を

目に見え耳に聞こえるように形にして

表現するのが芸術家!

と思います。

 

 

作品を創って

人々の魂にうったえかけ

私たちの本質は「愛」であることを

思い出せるよう刺激するもの

と私は思っています。

 

 

特に俳優は「自分自身」という生きている楽器を

弾きこなして表現するため、楽器である自分自身

を理解しなければなりません。

そして自分で自分を育て誘導する術とリアリティ

(現実感)の創造の仕方を学びます。

 

 

それらのことがこれからの時代を乗り越えていくためにとても大切な要素になっていくと確信しています。

 

 

 

もともと私たち人間に与えられている

スピリチュアリティ(精神性)

クリエイティビティ(創造性)

パーソナリティ(独自性)

の力を再確認し認め受け入れ

自身の意思でそのパワーを使える人を

増やしあたらしい世界を共に作っていき

たい。そのために情熱とこれからの人生を

捧げていくことが私の使命だと思っています。