サヨナライツカ
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ
サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて
いっかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトとにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す
辻人成 著 「サヨナライツカ」より
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先日、友人から「サヨナライツカ」のDVDをもらいました。
以前、見たことがあったのですが、また今の自分が見ると違った観点で見えますね。
そのときはまだ、私は電子書籍を出版していませんでした。
でも、今は、自分で好きなときに好きな本を書くことができる作家となりました。
今までは、レシピ本、写真集、とわりと実用よりの本を出版してきましたが、
そろそろ1回ぐらいは小説を書きたいなと、今年の初めに、電子書籍仲間にはちらりと話をしていたこともありました。(笑)
恋愛小説、、、しかもドロドロの(笑) って言ったら、読んでみたいと、同期の女子にはとても期待されました。
ーーーといっても、きっとそこまでドロドロにはならないと思いますけどね。
かわいいもんです。たぶん。(笑)
電子書籍はいつでも好きなときに、好きな題材で本を書けるのも醍醐味です。
そして、自分を主人公にすることも、誰かを主人公にするのも自由です。
すべてあなた次第です。
先日、私の友人がインタビュー形式の小説を書いてくれました。
小説の世界では自分も主人公になれるんですよね。
そういえばと、いまさらながらに気付きました。(笑)
ところで、あなたは
>人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
>愛したことを思い出すヒトとにわかれる
どちらのヒトですか?
私は、きっと、、、。