◆八咫烏シリーズ第一部

第一作目【烏に単は似合わない】

第二作目【烏は主を選ばない】

第三作目【黄金の烏(きんのからす)】

第四作目【空棺の烏(くうかんのからす)】

第五作目【玉依姫(たまよりひめ)】

第六作目【弥栄の烏(いやさかのからす)】

を今年読み始め、今朝読了した。

 

全て読むのに時間を要したので、正直うろ覚えな部分は多いが、ざっくり振り返りと感想を書き記してみよう。

 

第一作を、読み始めたころは、「字が読めない。」「女性のドロドロした戦い系か~。」「そのもそも八咫烏って何?」みたいな感じで、正直退屈だったし、このシリーズおすすめしてきた友人に「アホか!」と思っていた。(笑)

 

がしかし、第二作目に突入した途端、ビビットきた。これは面白い!と。

第二作では、第一作の別の視点からの描写であり、第一作では不可解であった点が明らかになり、頭もスッキリ。

同時に、作者について少し調べてみると、この本を大学生が書いてるの!?と衝撃を受けた。

 

そして、第三作に話は進み、話は急展開。

なんと、世界が一気に広がる。つまり、第二作まで描かれていた世界は、ほんの一部にしか過ぎない。。。

この時点で、著者 阿部智里さんの作品の素晴らしさに敬服した。なんで、こんな世界を創り出せるのか、ただただスゴいと思った。

 

そこから第四作を読み、

第五作では、この八咫烏シリーズの原点となる話が出てきた。

この辺の出版される順番も上手いなぁと心底思った。

そして、第一部最後の第六作目に突入し、即読破!

読んだ瞬間の達成感と、第二部に入ってからの、まるでマンガを読むようなスピード感。

 

若宮こと奈月彦と、話の中で友人のような存在となる雪哉。

二人の関係性の変化と、二人の成長の描き方も素晴らしかった。

奈月彦は八咫烏の長であり、いつでも冷静沈着で完璧な長だった。対して、雪哉は相手の気持ちや自身の立場を汲み取りながら、才能はあるのに、どこか面倒くさがり屋の少年。そんな二人の最初の設定は、成長するとともに変化して、第五・六策では、なんか性格が逆転してないか?と思った。つまり、奈月彦が長ではなく、八咫烏の一人になっていて、最初は何を考えているのかわからなかったけど、あれ?何か思考が一般人になった?と思った。一方、雪哉は冷徹な策士になり、心の内で何を考え、企んでいるのか全く見当がつかなくなった。

このキャラの雰囲気や性格が変化するところを描写しているところが、この小説の大きな魅力の一つだと思う。

 

2020年 八咫烏シリーズ第一部を読むことができて良かった。

では、第二部を読み始めるとしますか!

 

以上。

 

p.s

友達にお勧めし、無理やり持って帰らせた為、第一作は貸し出し中。(笑)