中医学でお天気まで予測できるって知ってました？
春のお天気と体の傾向について勉強してみたのでよかったら読んでってくださいませ＾＾
中医学はお勉強し始めて１０年以上たちますが
中医運気学はつい最近知り始めたばっかりですので説明に間違いがあったらごめんなさい<(_ _)>
そもそも、、、
なぜお天気の予測ができるか？
それは、、、、
お天気が荒れると体にとっては「邪」となり
それが命に直結するから、だと思います
特に昔々はいろんなものが
整っていないわけなので
なので、最古の医学書ともいわれる
黄帝内経の中に
「運気学」として記されているのです
研究する必要があったのです
黄帝内経はめちゃくちゃ古い時代のものです
『黄帝内経』は、前漢代に編纂され、『鍼経』と『素問』の合計18巻と伝えられている。その内容は散逸して一旦は失われたが、762年唐の時代に王冰の表した『素問』と『霊枢』が伝えられている・・・・・・・・・・・・・・
『素問』が理論的であるのに対し、『霊枢』はより実践的に記述されている。『素問』の内容は医学にかぎらず、易学、天候学、星座学、気学、薬学、運命学と広くさまざまな分野に及び、医学書というより科学書と呼ぶべきであるという意見もあり、道教にとっても原典の一つとされる。現在、医学書とされている理由は、紀元前1世紀の図書目録である『漢書』「芸文志」に医書として分類されていることによる。
運気学は簡単にいうと
お天気とそれが体に及ぼす
影響を暦などを使いながら
導き出すものです
今勉強している本「内経気象学入門」によると
今年の春の傾向は
大寒～春分の日まで（3/20）
主気：厥陰風木 客気：厥陰風木
自然：春の到来が早く気温は通常よりも高く、強い東南風が大いに吹く
生物は成長繁栄する
人体：人々は一見健康に見えるが血溢し筋絡が拘強し、関節は不利となり 体が重く筋は萎える
内経気象学入門 より
春の到来が早く気温が通常より高く、、、
とありますが
どうでしょう？
今日は全国的にとっても温かかったですね。
立春を迎え春とはいえ
４月並みの気温のところもありました
これは気象庁がだしている
向こう１か月の気温予測です
確かに高いですね、、、
さて実際はどうなるでしょうかね ドキドキ
気温が異常に高い日があるということは
逆に低くなる日がスポット的にあるということなのです（ここポイント）
これは陰陽の摂理です。
気圧に差が生じで天気の切り替わりで風が強く吹くと、、、思います
この「風」も度を越えて吹いてくると
体にとって「邪」となります
もちろん、気温も度を越えると
「邪」となりますが
厥陰風木の場合は「風」が主な邪気になります
「風」の邪気の特徴は
・引きつる
・ぴくぴくする
・ふらふらする
・いろんなものを運んでくる
などなど
「血溢し筋絡が拘強し、関節は不利となり 体が重く筋は萎える」
これは関節痛などのことを述べています
まさに風がやらかす体への影響 なのですが
他にも、
・目が疲れると目の周りがピクピクする
・めまい 頭痛
・花粉症
・ウイルス性のもの（髄膜炎など）麻疹 溶連菌 インフルエンザ
いわゆるカゼ（喉が痛くなり高熱がでる）
こんなものも風の邪気としてありえます
「血溢し」とあるので
風はのぼせや脳梗塞などの血管性の病も起こします
「風」の邪を予防するための養生
補血 といいます
体の中に血が十分に流れて利用されていると「風」に影響されにくくなります
この血は月経での消耗、目の使い過ぎ、思考しすぎ、ストレス、食欲、貧血かどうか
などで量や質が左右されます
血を増やすのは色の濃い食べ物（人参 トマト ほうれん草などの緑黄色野菜）
黒ゴマ、黒豆、プルーンなどの黒い色の食材や
いちご、ブルーベリーなど
タコ、イカ、カキ、アサリなどの海鮮もgoodです
睡眠も重要です
春眠暁を覚えずといいますが、その日のうちにお布団に入って寝るということも
立派な養生です
天候に体調が左右されるという方、参考にしてみてくださいね＾＾
長くなったので、次回は【春後編】を書きたいと思います
今日もお読みいただきありがとうございます
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