日本の理系人材不足は深刻です。


そこで腕1本で医者の給料超えのド理系くん夫と、その血をひくドリケ女ちゃんを日々観察し、日本で理系人材が育たないことへの原因と解決法を自分なりにかんがえてみました。


日本で理系人材が少なくなっていく悪循環の仕組みについて


①日本語は4つの文字を使い分ける高難度な書き言葉のために漢字や古事成語などを極めようとすると、右脳が活性化する。そのため、イメージの力やインスピレーションは長けていくが、論理的思考能力が相対的に、低くなる。






そのため文系知的好奇心が高い男子や、コミュ力が高い女子など、日本人の多数派を(結果的に)占める人文系偏向の人材は、モノも人も出来事も「何事も数値化して捉える」左脳的で理知的で冷静な人や事物に対して、興味や理解が薄くなりがちなのでは無いだろうか。これは自国の歴史アイデンティティや文脈が長くて面白いことも影響している。そうして西洋から見たら異常なほどの、エモさ重視、エモさ優位文化が形成された。(おかげで漫画やゲームなどの文化面だけがやたらと進んだ)



②医者は高級公務員で、日本における待遇が相対的にすばぬけて良いので、知的にもっとも優秀な文理両道人間の多くは、医学部に流れがち

(個人的には医学部に、無駄に人が流れすぎてると思う)






③生まれつきの理工系人間は、人や社会を、一つの真理として捉えるため、数値化して理解したい欲求があり、無駄なエモさを好みません(しかしその分女の子には気の抜ける天真爛漫を求めている気がする)。また、口下手な傾向もあります。アインシュタインも5歳まで喋りませんでした。ちなみに「神は絶対にサイコロをふらない」とおっしゃってます。



このような特性ゆえ、理論で動かない女心やどうにもできない人の感情を理解するのが難しく、営業や権謀術数に向きません。また合理的な和を重んじるため、従順であったりもします。

→このため、日本では、理工系人間は端に追いやられ、口の達者な権力大好き系文系男子が幹部を占めてしまいがち(近年は理系社長が増えたけど)

④しかし理系男子から見ると、権力系文系おじさんは、口先ばかりで技術的説明をしてもちゃんと理解できないのになぜか仕事の決定権も彼らにあるので、面白くありません。


↓わかりやすいので図解です※出典:ドワンゴ顧問の川上氏



↑つまり企業における理系人材の待遇は、優秀なわりには、あまり良くはない。文系に使われているイメージ。もし会社の幹部が自分よりバカ(論理性軽視)だったら、やってられないですよね。


私の夫も大企業につとめてましたが、会社上層部からパワハラに遭ってました。周りの技術職の多くも。会社には冷遇されるのに、日本の給料は安過ぎるので、海外から好条件で雇ってもらえるレベルの優秀な技術職は、引き抜かれて国外流出してます。予算も全然違いますし。つまり日本の技術後進は、人災なのです。

たしかにド理系夫とド理系ちゃん娘と生活をともにしていると、たまにサイコパスぶりにびっくりすることがあるけど、でも行動を見れば彼らの方が、合理的で確実な解決ができるんです。正確な解を見つけるために、事実だけを見て感情を排しているだけで…

あとは文系男子には、数学コンプレックスがおそらくあります。それで彼らが口下手なのをいいことにマウントをとるのだと思います。理系くんは言い返すの苦手ですからね…酷い話です凝視


参考までに



以上のことから、子どもに憧れられる華やかさにやや欠けます。理工系を目指す人の分母が少ない。

⑥文系オジサンが右脳を爆発させて「前例が!」「品が!」とか言いながら、理工系人間を窓際に追いやり、人間としてマウントし、

命だけは惜しいので医者の言うことばかり聞き、

非科学的な経営と政治介入を、したりしなかったりしていたので、

気づけば日本は文明後進国になり、国際的な貧困の立場に陥りました。


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ついでに言うと、


 左脳優位の英語に対する壁もです。

 それで海外に出て行かないので、市場も学問も世界レベルについていけてません。



海外との物価の違いも、日本人あるあるで

・理性よりもエモさ重視の目先の安さが大好き

世間体が大事でみんなと同じがよいので、子どもの大学費用出さないと気が済まなかったり、就職やなんなら老後まで心配しちゃうので、少子化や倹約に拍車がかかる

・そもそもが勤勉で慎ましく、バカンスや浪費の習慣がない  

 ので、海外市場とどんどん差が広がりました。


(↓これは常識だけど一応)



そこで…


解決策at教育現場

国難に、すでに国をあげて、学習指導要領の改訂など、理系育成に舵を切ってはいますが…


・もしも子どもを理系人材(理知的)に育てたいのであれば、医師家系とかでよほど優秀なら別として、凡人の家庭では、中学受験の国語などで、故事成語や諺を小さい頃からしこたま叩き込んで日本語的エモさに浸らせるようなことは避けた方が、左脳有意で冷静な理系人間に育ちやすい、かもしれません。(中学受験の国語の暗記内容の多さは異常。ドリケジョちゃんはやっぱり飲み込み悪いです…。そもそも興味ないみたい…)


・とっとと今使われている日本語を削減して、古文漢文にすべきだと思ってます。そのためには年長者は、無駄に難しい日本語(専門用語は仕方ないが)を使って若者にマウントを取ろうとしないことが必要です。日本語深追いするよりは、英語を喋れるようになったほうがいいです。文系で英語できないなら学士とる必要ないと思います。堂々と下働きしてください。職業に貴賎はないです。貴賎があると思ってる親はカスの毒親です(自戒も込めてます)。学費に回すより、とっとと自立させてレジャーに使ってください。

ですが…国が頼れない以上は、正社員は魅力的です。中卒や高卒で正社員枠はちゃんとあります。







・あと、社会性や自信のない子には、お嫁さんになるという逃げ道もあるとこっそり囁いてあげてください。経済には下女・下男も必要なのです。ちなみに私は現在下女であります。仕事全フリ人間もいるからです。ちなみに下男下女に必要なのは、中途半端な学問よりは、家事能力&芸術的素養です。DAIGOとか伊代ちゃんみたいなパターン。


何でも数値化して考える、エモくない理系偏向人材を、日本では希少生物なので大事にしてくださいほんわか 実は、口下手で社交性のない子(不登校児)にはこういう素質のある子が隠れている可能性もあると思いますよ。アインシュタインみたく。コミュニケーションでどうにもできないからこそ、物理的、技術的に工夫を凝らそうと頑張るのです。必要が発明の母なのです。職人気質ってやつ。



解決法at組織

〜ついでに少子化も解決します〜


男同士は、どうしてもライバル視しあいます。競争する生き物なんですね。でもそれで人類も社会も発展してきました。おやすみ


しかし、不毛な権力闘争を繰り広げる権力系男子は権謀術数に長けており、周りから見ると、特に女性から見ると、怖いやらバカバカしいやらで、ひいてしまいます。


そこで管理職を、文系職と給料に差をつけずに、子育てが落ち着いた後の高学歴女性に任せる。


なんやかんや言っても男性という生き物は、出産ができないので、母親になった女性を尊敬します。日本人は文化的にそういう傾向が強いのです。上野千鶴子が怒るかもしれませんが気にしないでください。  

もちろん、社会的見識が広く人格的に優れていないと管理職なんて話にはならないので、かつて男と肩を並べて働いていた女性でないとだめです。そういう女性が、母親という経験を積むことで、昔引っ込み思案だったとしても肝が座ります

また、子どもの未来を真剣に考えるので、次世代のための持続可能な経営に舵をとるでしょう。


母性社会日本(出典:河合隼雄)では、諸外国と違い、男性は妻や母に愛想を尽かされないか、女にモテるかが頑張る原動力です。日本人男性は、お金を稼ぐことに、諸外国の男性とは比べものにならないほど自分の存在価値を見出しています。稼げない、お母ちゃんを悲しませるくらいなら引きこもってしまいます。子を思う妻や、孫を思う母にどやされるのが怖くて、教育費を払うのに必死で、おじさんは権力やお金にしがみつくのです。(ホモソーシャル的な優越もありますが)


母親は、妊娠・授乳などの身体的不自由の経験により、子育てが落ち着く頃には忍耐力が爆上がりしてます。

また男性社会・資本主義社会の基本である競争原理でなく、協調原理で動きます。これは原始時代からの男女の脳の違いです。多様性と国際性が必要とされる現代、そして今の問題山積の日本においては大切な姿勢だと思います。


つまり↓


こんな感じで、権力おじさんに流れていた給料分を、理系人材の初任給に回すのです。

どうせ後から上がるのですから、将来のためにむしろ獲得に力を入れるべきです。↓



〜メリット〜


🌼理系男子は、ライバルである文系男性に指示されると腹が立つかもしれませんが、賢母に笑顔でお願いされたほうが、気持ちよく言うことが聞けるでしょう。両者のバチバチもきっと収めてくれるでしょう。


🌼母親となった後の女性の社会活動の道が開けるため、高学歴キャリア女性が出産に前向きに踏み出すことができます。


🌼子育てで現場を離れていても、将来の活躍の場を見据えられるので、育児にも腰を据えて、安心して前向きに専念できます。母性社会日本では、子育てにおいて母親の情緒的安定が何より大切です。


🌼子どもは、自分の未来に希望を持っている母を見て、自己肯定感が上がり、未来に希望を持つようになります。


🌼将来管理職になる(目指す)妻に対しては、夫ももっと敬意をもって家事育児にも協力するでしょう。


🌼男性が、女性との結婚に対して積極的になるでしょう。


🌼そもそも「管理職」は一つのジョブです。育児は、マネジメントそのものです。育児しながらマネジメント力を磨いておけばよいのです。


🌼3つの立場の給料が正当になれば、中身のない不毛な権力闘争や、理系男子の不満が減ります。



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政治は理屈じゃない。

文句を言うなら、誰から生まれたんだいと聞いてみましょう。


産まない女性は、男性と同じように働けばよいだけです。男性ははじめから産めないのだから待遇は変わりません。最後まで実力主義で行ってください。今は生理への理解なども広がっています。在宅勤務など、女性も活躍しやすい社会にはなってきています。

私も、もし子どもが産まれなかったら、一生仕事をがんばるつもりでしたよ。そのために専門職の資格を取ったのだし。


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ただ…この案の「管理職賢母」にしても、官僚にせよ、理系的素質を欠く人に、日本のリーダーを務める資格はないとわかると思います。もしエモさ重視でただ左脳的論理性が相対的に隠されているのなら、その能力をもっと自覚的に前へ押し出すべきです。エモさに振り切っていいのは文化芸術の担い手だけです。かと言って、リーダーたるもの、文化芸術への理解は、深追いはせずとも撫でる程度は必須の素養でしょう。美こそ道徳、愛され力だと思います。


また管理職賢母は子育て中に大学院に行くなり、経営的知識も体系的に学んで極めて、文理両道人間に生まれ変わってください。それができないなら、せめて百合子真理子並みに言葉を磨いてください。



好き放題言わせてもらいました。。

ただの個人的考察の一例です。。


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イージョウ!

にっこり



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文明社会を維持できないレベルにきてます…{emoji:622_char4.png.真顔}