ようやく日記が現実に迫ってきた!
追い付け追い越せ!
夜勤明け眠いけど勢い乗って書きます!

今月19日の日曜日は
ご近所さん情報で苫小牧のイコロの森で美術作品展があると聞き
家族で午前中に行ってきた。

次男・海が時々下校中に野草を集めて花束を作ってくれるの。
それを芸術家であるご近所さんに見せてたら
こんなイベント時々連れていくのもいいかも、って言ってくれたんだ。

そのイコロの森イベントは
森の中に森と調和した作品が展示されているもの。

草木や粘菌、天候までもが作品の一部。
この作品展は、生きている木には手を加えない、
そんなルールのもと、人間の暮らしと森が徐々に繋がり
そしてまた人間界に戻ってくるようなものだった。

入口、かつ出口に位置する場所にあった作家さんの作品。
それに惹かれ
作家紹介を読むと
最近子どもたちが少しずつ自分達の世界に出始めた、
そんなうれしさと寂しさと不安とを混ぜ合わせた自分の気持ちに
まさにズドーンと狙い打ちされた気がしてしまって。

木漏れ日の中この写真を撮っていると
気さくに話しかけてくれる人がいた。

あまりに自然だったので私の後ろに親しい知人でもいるのかと振り替えると
なんと私に話しかけてくださっていた。

それは、なんと、まさにその作家さん!
しかもしかも、うちのご近所さんの知り合いだったのだ!

八子さん曰く
かつて神社や祠は
子どもたちがそこまで行ってもいいよ、と言う目印だったとか。
そこまでは人の往来があり
その先は大人すらも進まない。
そんな神社や祠を連想させる作品が八子さんの作品だったのだ。

今は放課後も週末も
家族より友達と遊ぶのが楽しくて、外を駆け回っている上の二人。
外では手も繋いでくれなくなって
友達といると親の知らない顔をして見せたり。
子どもたちは今、親が設定した祠を
少しずつ自分達の足で、知らない世界に向けて踏み出しているのかな。

そんな漠然としたごちゃまぜな気持ちを視覚化してくれたのが
この作品なのだなと私には感じられた。

その後も最後まで、
そしてきっと説明を受けた人しか気付かない作品まで
ガイドしてくれた八子さん。

本当に素晴らしい時間を過ごせました。
また来年もあるならば、必ず行きます!

帰宅後は、ずっと海がやりたがっていた焼き鳥。

紫蘇味噌おにぎりと共に。
おいしかったー!

久々に、畑以外の有意義な時間を過ごした気がした週末でした~。