私が冷麺なるものを初めて食べたのは、スーパーで特売で売ってる「盛岡冷麺」だった。

そして月日が経ち、彼と付き合って初めて釜山に来た数年前。
韓国の冷麺を食べてみたいと言ったら連れてきてくれたのが「함경면옥(ハムギョンミョノク)」。

あ…この写真、店の名前が切れちゃった。

彼が中学生の頃通っていた塾の数件となりだったそうで
「彼的思い出の地紹介ツアー」に入っていた。

場所はこちら。


そのとき、私は衝撃を受けたのです。
冷麺の麺ってこんなに細くてプリプリしておいしいのか
そして、冷麺ってキムチ味じゃなくてカラシと酢を入れるのか

それが初めての韓国冷麺だったので、未だに水冷麺(冷たい透明スープの冷麺)は
こういうタイプ(ハムンネンミョン)のが好き。

そば粉が入ってたり、鴨肉ダシだったり、酢が果物酢で甘かったり、そういうのはまだ美味しいと思えない
(テジョンのシンソン洞にあるテレビにも出たというお店も…私も彼もちょっと苦手だった)

で、今回久しぶりにそこの冷麺が食べたくなった。
義父は「おなか一杯だ」と言いつつも、私達が釜山に行くと常に一緒にいようとしてくれるので
3人で行くことに(義母は残念ながらお仕事)。



うわーぃ、数年ぶりの、この冷麺。
私の冷麺好きスタートの店。

義父は、ビビムネンミョン(スープ無しで辛いタレ?を絡めて食べるタイプ)を頼み
「うちの地域の近くにもっと安くて美味しい店がたくさんあるのに。」
「こんなのは冷麺と言えないな!」
「あー量も少なくて、よっぽど●●のほうが美味しい!」と
行く途中・食べてる間・食べ終わってからもずーっと文句を言っていたけど
私がモリモリ完食するのを見て

「大盛り頼めばよかったな」

と、頷きながらうれしそうに笑ってくれた。

今度釜山で冷麺食べるときはせっかくなので
息子の選択はまだまだだな!と言う生粋の釜山人、義父のおススメの店に行ってみようと思う。