コンポストもどき

十勝の実家暮らしで生ゴミは、
真冬は凍っちゃうからゴミとして出してたけど
土が解けた春から秋までは、家庭菜園のコンポストに入れるだけだった。

なので、こっちでも回収後再利用されるとわかっていても
生「ゴミ」として腐った微妙な臭いを放ちつつ回収されていくのは何故か寂しさを感じる。

だからと言って、ダンボールコンポストを設置しても、
そんな大量のプランターを抱えているわけでもないので肥料の使い道もないし
コバエ対策とか温度管理とかが面倒。

で、気持ちばかりの量だけだけど、自分の家で土に返している。
サンルームに小さなコンポストもどきを置いているのだ。

容器は、カップラーメンの容器。
蓋はないので、梅干容器のものを間に合わせでのせてるだけ。

ここに、プランター栽培で出た野菜の根や茎、お茶の出がらし、新環境シリーズ野菜のくずなどを入れている。
毎日そんな大量に入れるわけではないけど
それでも腐らずに上手に土に還ってくれて
臭いも発生せず、数ヶ月たっても中身の量は全然変わらない。

お茶の出がらしは特に、自身に含む水分がちょうどいいようで
２日後くらいには既に茶葉だか土だかわからなくなっている。
その他のものは小さくちぎって入れ（写真では面倒でそのままだけど笑）
なかなか形状が変わらないときには、水とか少しの土を足してやるだけ。

釜山という都会育ちの彼は、野菜が腐らずに土に還っていく様子が面白いらしく
しばらくは毎日張り付いて観察し
ときどき、「これも入れちゃっていい？」と中身を足していく。

私は素人なので、
・動物性のもの（ほんと時々、煮干の内臓は入れてしまう）
・味付けしてあるもの（塩分や油、砂糖、酢など…）
・卵や栗の殻、玉ねぎの皮など
・農薬を多用していそうなもの（うちは普段新環境シリーズや有機農、無農薬野菜が多い）
は入れないようにしているけど、気をつけているのはそれだけ。

一つ気になるのは、容器の発泡スチロール成分が中身に溶け出さないかってことだけど
今のところ数ヶ月たっても容器には変化はないようなのでそのままにしてる。
紙製の容器やコンポストのようなプラスチック素材のものでもあればいいけど…
これは、近々なんとかしようと思っている。

来春、プランターの中身を一新するときには
この自家製肥料を混ぜ込んでみようと思っている。