先月、関東から実家に避暑に来ていた祖父から

「川向こうの産地直売所で買ったあま~いトウモロコシ炭火で焼いて醤油塗って食った。うまかった。」

と電話で聞いた。


去年まで2年連続夏に実家にいた私は
夏になると祖父が庭で炭火で焼く、焼トウキビを食べていた。

ああああああああ食べたい食べたい。

でも、韓国でこの時期売っているのはモチモチした
水分と甘みが少ない種類。
コーンフレークみたいな味がして、「なるほど」と思う味である。
噛み締めればトウキビの味が濃くしてくるのだけど
今食べたいのは、噛んだ瞬間プシュッと甘い水分がほとばしる
朝採りの甘いピーターコーンなの~

しかも、刷毛で醤油を塗りつつ炭火で焼いた…


で、我慢していたんだけど
ある日ついに、思いが爆発。


ちょっとした行き違いで、彼に不満があった私。
ご飯をちゃんと食べなさいと注意する彼に、

「甘いトウキビが食べたい!でも韓国には無い!」


彼は、「韓国にもある!!」と叫んで家を飛び出していった。
そして2時間後…

やっぱり持ち帰ってきたのは甘くないやつ。
韓国でも初夏には甘いトウキビが出るらしいが、今時期はこっちが主流らしい。



「これはこれで、美味しいんだよね。」
せっかく5本も買ってきてくれたので、そう話しつつ
余ったものは同僚に持っていったり、一粒ずつ取り外して冷凍した。

でも、結局缶詰のスイートコーンを炒めて食べたりもしたけど
やっぱり地元の味が懐かしいなぁ。