韓国料理は味・香り・食感などが強すぎるのもあり
外国人にしてみたら、次第に飽きてどうしても食べたくないときってあるものだ。
しかし、だからと言って自分の好きな料理ばかりず~っと続いては、
どんなに「美味しい・素材の味が活きてるね!」なんて褒めてくれていても
韓国生まれ・韓国育ちの人には物足りないのだって事実なのだよね…

周りはみんな韓国料理食べて、体からニンニクの匂いをさせているのに
彼はお弁当も持っていって、あまり外食の機会がないから、特に。

なので、もちろん韓国料理を作るときもあるけれど
どうしても私今日は嫌なの~という時に譲り合いの中間料理を作ってみたりする。
1ヶ月くらい前の話だけど…思いついたのはタッカンマリに似せた料理。

①大根を2センチくらいの厚さでイチョウ切りして下茹で。

②水をたっぷり入れて沸騰したら鶏もも肉ぶつ切りを大量に投入(韓国の人は慣れてるから鶏臭さは気にならない!)。

③塩(モンゴル岩塩がおススメだけど、無ければなんでも)を入れ、
追記;その前に砂糖をちょっと!

④日本人の心の味、お醤油でほんのり味と香り付けし、味を調える
 (中学生のときアメリカで、日本行きの飛行機は醤油の匂いがすると言われて笑ったものだ)

⑤長ネギを入れてもOK

⑥個人的に大好きな白滝も投入ホームプラスで650ウォン

⑦できあがり


私は黙々と大根と白滝を食べ
彼は黙々と鶏を食べる。

そして…水をたっぷり入れた理由はここ!

大根と白滝をお皿にとってしまったら、

スープと鶏肉が残ったお鍋にさっと水で洗って粘りをとった白いご飯を投入してグツグツ。

①溶き卵をまわしいれて雑炊風
②卵でなく、にんにくを入れれば、なんちゃってサムゲタン風

てな感じで、お互いちょっとずつ譲り合ったお料理になります。
(私は鶏肉の匂いと脂をガマン、彼は香りの弱さをガマン)

ちなみに大好評で彼があまりにお代わりして
「また作ってね!」と言ってくれたので
数日後調子に乗って醤油味を強くし、鶏肉ダシのきのこ汁風にしてみた。



こちらは…具が多すぎたみたいで、お代わりはしてなかった…。残念である。