韓国って、ものの所有権があいまいだと思う。

いい意味でも、悪い意味でも。


なので、私のカメラをいつの間にか義父が使うのを楽しみにしていて
「なんで持ってこなかった?」って言われたりする。

先日は病院の受付で、彼が傘を置き忘れ
数分後に取りに戻るとなかった。
なんと、受付の人に「薬局に行く間ちょっと貸して」と言って
どっかのおばちゃんが持って行ったらしい。

貸すなよ、他人の傘…

そして彼が薬局まで駆けて行くと
うちらの傘をさした人が、ちょうど薬局から出て
病院と反対方向の地下鉄駅方面に歩いていったらしい。

あわてて追いかけると、
「あら!借りてたのすっかり忘れて持ち帰るとこだった!
 私、悪い人じゃないのよ、わかるよねっ!」と返してくれたらしい。


逆に、うちには人のものがいつまでも置いてあったりする。


うちには傘が3本あった。
一つは彼がもともと持っていたもので、黒い長い傘。

これが最初にうちから消えた。

なんのことはない、彼が職場に忘れたのだ。


そして次の雨の日、
私が日本から持ってきた紺の折り畳み傘が消えた。

ええ、彼がまた職場に忘れたのだ。


そして数日後、

うちに見覚えの無い紺の長い傘が置かれていた。


…合体したか??


んなわけがない。


彼に聞くと、

「あ~間違って誰かの持ってきちゃったねぇ」


紺の折り畳み傘は使い勝手がいいので
もって帰ってきてくれといったけれど、
未だにうちは2本の傘が行方不明のままで
紺の長い傘が置かれたままだ。


なので、私が清水の舞台から飛び降りるつもりで買った
2千円の極小折り畳み傘は
彼には託さないことにしている。