韓国から帰ってきて驚いたのは

過剰包装だ。


モンゴルから帰ってきた時はそんなに驚かなかった。
他に驚くことが多すぎたのもあるけど
モンゴルでは買い物システム自体が違った。
韓国は物の買い方がモンゴルより似ているだけに
気づいたのだと思う。


帯広空港で食べ物を頼んだ。
その場で食べるのに日本では割り箸が付いてくる。
ただの割り箸ではない。
店名入りの紙袋に包まれて、だ。

おにぎりは厳重にプラ袋で個別包装され
お味噌汁は何故か紙カップに入ってくる。

環境教育で開発途上国から研修生を呼ぶ都市の実態って
こんなものかと思った。


空港でお土産を買う。
一品ごとに包装され、
お店ごとに袋に入れられる。

韓国だったら個包装もなく、袋は買うと言わない限りは無いので
そのまま自分のカバンへ放り込むだけだ。


祖父の家にお中元が届いた。
さあ、開けよう。

まずお中元と書いたのし、
その下のデパートの包装紙を取ると
今度は商品の包装紙が出てくる。
ようやくそれも取ると、箱が出てくる。
箱を開けると、厳重に包装されたお中元本体と
それを傷つけないようクッション代わりのボール紙。

いくら再利用できるからって
使いすぎじゃないでしょうかね。