協力隊同期の結婚パーティーで
京都・大阪に行った。
とんぼ帰りで観光なんて全く出来なかったのが残念。
いつかゆっくり行くぞ~!

ほとんど移動だった週末。
女満別-関空から大阪-京都-そして関空-女満別。

ドアが開いた瞬間横入りし、我先にと走って席を取る小学生達。

揺れる車内でまゆげを書いている若い女性。

携帯ボタンを一心に押しながら、
パンに絡まるビニールもそのまま食べる女性。

座りきれずたっている人がたくさんいるのに
「荷物様」を置いて、4人席を占領する中年の女性。

腰の曲がったおばあちゃんが震える手で手すりを押さえているのに
その隣で堂々と座り、寝始めるジャージ姿の高校生らしき女性。
これから部活に行くのだろうか?
部活に費やす体力があれば、おばあちゃんに席を譲ればいいのに…。

上記の誰もが、高齢者に席を譲らない…。
元気に立っている高齢者ではない。
震える足で立ち、移動もゆっくり、
震える手でなんとか手すりを押さえているのに。

私がその前に他のおばあちゃんに席を譲ったとき
驚いた顔で「え?いいんですか」とおばあちゃんに驚かれ
何度も頭を下げられ、下りるときにも頭を下げていかれた。
そのおばあちゃんが降りて、
前述の腰の曲がったおばあちゃんに席を勧めると
彼女はおぼつかない足取りでまた何度も
「すみませんねぇ」と言った。

一体この世界はどうなっているんだろう。
関西地区にこんな若者が多いのか?
それとも、北海道で自家用車ばかり乗って実態を知らないだけで
今は日本中こんなになってしまっているのだろうか。

行きの飛行機でも
離陸前の機内で女性の親子が携帯をいじっていた。
スチュワーデスさんが何度も注意しても
メール1通を送信し終えるまで、
目も合わせず返事もしない若い女性と
その隣の母親らしき中年の女性。

なんて生きていきづらい社会だろう。
本当に危機感を抱く、現実だ。