しんしんと 雪。
雪降る夜は、どうしてこんなにも明るく、静かなんだろう。
誰も踏んでいない真っ白な雪の上を踏みしめて行く。

ちょっと外に出ただけなのに
一つの方向を向いて続く足跡を見て、
ふと、ものすごく寂しい気持ちに襲われた。
帰って行かない、一方だけの足跡って、なんて寂しいんだろう。

家に向けて歩く。
また、足跡が戻って行く。
なんだか、安堵。

でもいつか、一方向いて歩いて行くんだろう。
ここに、戻って来ない日が、きっと来る。

その時、しっかりと正しい道を作っていけるように
今、しっかり、判断のとき。